隣家の納屋の中を整理する作業が 今朝から始まった。今週初めに隣家の持ち主に会ったが、無いも言ってなかったが、今朝 ゴトゴトと音がするので見に行くと、業者のトラックが2台ほど入り駐車していた。ご近所の大工を辞めた先輩が庭先で業者と話していた。その後 先輩から納屋の中などを片付けるだけとのことで、家の取り壊しではないと 業者と話した内容を話してくれた。
敷地が接しているので昔なら買わないか?と聞かれたりする事であるが、今のご時世 田舎では余程の理由がなければ 土地は欲しくない。おじさん自身の家庭を考えても、子供は近県の各所に散らばり生活している。おじさんが亡くなった後は 自身の家・家族さえどうなっていくか・・不明である。「実家仕舞」「墓仕舞」など どう始末を付けるか?みんな頭の片隅で悩んでいる。究極は「死んだ後は分からないので ご勝手に」とは思っている。
おじさん ついでにと言うことで家庭菜園を廻っていると、今日はジョーロの中の水が凍っている。子供のように指先で突っつくと厚さ2mm程の氷が揺れる。その脇のホースを踏むと硬い。不織布撤去 いささか早かったかな?葉が傷むミズナだけで良かったか?と思うが、結果論であると思い打ち消す。
そんなところに姉の同級生が通りかかり、「隣の家 潰すの?」と話掛けて来る。近所の人しか通らないので・・すぐ話題になる。先程先輩から聞いた話をすると・・どこも一緒と話してくる。「○○さんは 息子さん一人は近所に住んでいるから大丈夫ですね」と言うと・・「40歳過ぎて、結婚もしてないので先はどうなるか?他の子2人も同じ」と返って来る。おじさんの自治会内でも 小学校就学前の子供は5人ほどであり、独身中年ばかり多く 将来の少子化も見えている。年寄りと言うか?年金生活者だけが増えていく。
おじさんの住む区域では 空き家はドンドン増えていくだろうと思っているし、先日の市報では市の人口が5万人を切ったと書かれていた・・対処策もこれと言っては ないようである。田んぼの一角に分家として 息子は住宅を建てたが、その後昔からの家に住んでいた年寄り夫婦の一方が亡くなり、しばらく一人で暮らしているが・・子供の家に残った一人(多くは婆さん)が引き取られ、元の家は住む人もなく老朽化していく。いずれも隣家と同じ様な経緯でさらに空き家が出来るのだろうと・・気付けばそのワンパターンさに驚く。軽自動車がやっと通れる道幅の路地には、年寄りだけの家々が続き、将来の姿が見える気がする。
明日は 我が身が当たり前!