スダチの木の中に黄色いスダチが目立ってきた。それまで緑色で枝葉の中に隠れていた取られていないスダチが目立って来る。

スダチは ばあ様・奥さん・姉などが、料理に使うときだけ勝手に収穫する。初夏の冷奴からサンマの出だした秋口まで、使うたびに必要数収穫している。その為 手の届くところの外観の良いものだけ取られることになる。

スダチには台木のためか? トゲが出ている個所がたくさんある。従って誰もが取るのはごく表面近くだけである。従って奥側のスダチは黄色く色ずくまでひっそりと奥に収まって目立たない。ところが黄色くなると浮かび上がって来る。

スダチ 11月の成れの果て

「見残し」ともいえるものだが、残念と言うより・・最後はおじさんの仕事となる。

ソロソロおじさんの出番かとバケツ・剪定ばさみ・大型枝切ばさみを持ってスダチ狩りとなる。革手袋を探したが見つからず軍手となった。当然軍手ではトゲに太刀打ちできないので、極力大型枝切ばさみに期待そして活躍を願うが・・上手くトゲを避けて切れるわけもなく・・イタタタとなってしまう。

今日は昼から柿を頂けることになり 出かける時間が決まっているので、目立たないと思えるところまでとした。柿を頂く方の家族に好きな方がおられるので 持って行こうとの腹積もりである。

早々に洗って袋に詰め、柿との物々交換のネタとする。待ち合わせ時間に相手が来て10Kgほど柿を持ってきた。数で言えば大玉の30個以上あったので、早速斜め向かいの家に5個ほど持っていき、お裾分けとした。食べ物は多くても食べきれないので・・必要以上は余計である。全部!全部!などと欲張っても仕方がない。分けれるものは分けあい・足るを知ることが大事である。

取り入れた残りのスダチは ばあ様・奥さんが適当に処理すると思っている。今朝 流しに置いたはずのバケツを見たら・・もうそこにはなかった。多分奥さんが何個か自宅冷蔵庫に取り置いた後は パート仲間への配り物に使うのだろうと想像している。

剪定

ミカンの木をキッチリ剪定する方法は知らない。正月までには込み合った枝を整理しないといけないので ネットで勉強である。子供の頃から見ているので・・結構強引に切っても大丈夫だろうとは思っている。松などのように難しいことはあるまいと考えている。

スダチも柑橘類なので遅くとも新芽の出る前 2月までには剪定しないといけない。隣のダイダイの収穫は正月前であり、ダイダイ収穫のついでに行うのが良いか・・と考え 前段では正月までと書いたが・・サボることも頭にはある。いつも通りの 成り行き任せである。

子供の頃はミカン畑があったので、今の時期に早生ミカンを取り入れ しばらく保管して出荷する。取ったばかりのミカンは水分が多いためか・・さわやかさが強い味となる。柿も同様で本日頂いた柿もさわやかさを伴った果汁の多い柿であった。

そしてあまり白状したくないが・・子供の頃から自宅あるいは近所の柿・ミカンなどを取って食べていたので、取った直後と数日寝かせたものは味が違うのを知っている。奥さんは取った直後のミカンが良いと言う。それぞれ好みであるとは思っている。

そんなことが分かるので、田舎で育つのは良いものだと思っている。

投稿者

おじさん

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