正月にTVを見ていると・・やはり牛肉・マグロを取り上げたグルメ番組が多い。番組を見ていて、牛肉にサガリと言う部位が出て・・おじさん「なんじゃらホイ」状態になった。そんな名前の部位あったか?というものである。

番組の中段で「牛の横隔膜」と出てきて・・ハラミじゃないかと気付き・・バーーカと思ってしまった。ハラミのステーキでは内臓肉のステーキであり、それなりに焼かないと匂い・くせは抜けない。アルコール類を掛けて、火の上がるフランベをしてもそれなりに分かる。

しかし おじさんハラミを否定する訳ではない。あっさり・柔らかいので子供と自宅焼肉する際は 多めに注文して量をカバーし、カルビ・ロース・タンなどを少なく・・家計を助ける食材であった。

それでも焼くにつれ 食べ比べていくと子供もハラミを避けて、カルビ・ロースばかりを食い出す。お陰でしばしば 残ったハラミを食べさせられたことを思い出す。

小腸など内臓肉部分はそれなりに火を通し、落ちた油などの燃えた油煙で燻製化するのか?香ばしく、歯ごたえといい たれなどで食べ脂が更に出て・・とたまらない。関西では「てっちゃん」と言うが、焼肉食い放題などで、テーブルに運んでも子供の箸が伸びて来ることはなかった。レバーも然りである。

今回番組などを見てコメントなどを聞くと、口内調味・食べ比べと言う日本食の文化を忘れた「ばっかり食事」が若い方には多い様に思えてきた。

自分のお金で、肉であれ魚であれ 部位ごとに、産地ごとにそして店ごとに食べ比べて、その価格・味などを比べることが大事である。そうすればどうすれば、安く美味しく楽しめるかが見えて来る。SNS・ネット評価などくそくらえ、自分の五感なくして本当に美味しいものは分からない。

サガリ

調べてみると 九州ではハラミとサガリを区別することが多く、北海道では横隔膜全体のことをサガリと呼ぶようです。横隔膜の一部で肋骨近くの肉厚の部分を指すとの記述もあった。

なお おじさん九州・北海道でも焼肉はしばしば食べたが、サガリと注文した経験はない。

関東・関西は横隔膜全体のことをハラミと呼び、他の名称は知らない。

先に書いた通りハラミは内臓に分類される。その見た目から赤身と思われがちですが、内臓(ホルモン)として知られる胃や腸も同じ様に筋肉でできているのであの食感がある。

また先に書いた通りハラミ、サガリなど内臓肉なので、焼く際にはしっかりと火を通す方が美味しいかと思います。サーロイン・ランプなどでレアな焼きを楽しむことは多いが、こと内臓肉は違う。正直内臓肉をレアでというなら、下味付け・香辛料・長期熟成など加工・工夫が必要と思う。

人の嗜好で変化するので、これが良いとは挙げないが・・後は本人の経験と食べ比べである。

書いてるうちにマグロについても はてな?があったが忘れてしまった。歳を取ることの特典でもあり、いけないところである。また思い出したら 後日マグロについて・・我儘な意見を書いて見たい。

投稿者

おじさん

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