子供の頃は カラスムギと呼んでいたが、それがエンバクと言う名前が正式と解かり、今日も おじさん知識のバージョンアップを果たした。いつまで経っても 悟れぬはずである。

昔 イルカの唄に「植物誌」と言う曲があり、このフレーズで「カラスムギ」と唄われているのを覚えていた。当時カラスムギ?と思い、人に聞いただけでエンバクをカラスムギと決めていた。人間 適当な知識でも生きて行くのに支障がないので、適当に決めていたことを感じ反省するが、まあ厳密過ぎても 角が立つので過去の行状を直ぐに許す。

日本ではほとんど食用と知る方は少なく、おじさんの撮影写真の如く道端の雑草扱いである。健康食品として外国では食べられているので、もう少し見直したら良いと思うのだが・・・もはやカラスムギと呼ばれては無理かもしれない。と言いながら 道端のクコの実が昔ブームになったのを知っているおじさんは・・・タラレバを考えないではいられない。

■あれこれ

エンバク(学名:Avena sativa)はイネ科カラスムギ属に分類される一年草で、その種子は穀物として扱われる。なお漢字では燕麦と書かれる。英語名の「Oat」から、オートムギ、オーツ麦、オートとも呼ばれる。同属の野生種カラスムギ(A. fatua)の栽培種であるため、価値が高い・本物という意味のマ(真)をつけてマカラスムギとも呼ばれる。

エンバク

稈長は 60 – 150 cm となり、止葉の上の節間が長い。葉は幅広く、葉耳を欠く。穂長は 20 – 25 cm 程度で、穂型は一般的には散穂型であるが、片穂型の品種もある。

栽培は秋蒔きと春蒔きとに分かれる。エンバクは冷涼を好むものの、ライムギとは異なり耐寒性は高くないため、寒冷地では凍害を受け冬を越せないことが多い。そのため、温暖な土地では秋蒔き、寒冷地では春蒔きを行うことが通例である

エンバクは一般的に健康的な食品とみなされ、それを利用した健康食品は栄養価が高いとして宣伝されている。エンバクはコムギと比べたんぱく質や脂質が多く含まれているうえ、もっとも利用されるオートミールが全粒穀物であるため、精白された他の穀物と比べてさらに多くの食物繊維やミネラルを取ることができる。

エンバク 実をつけました JUN.10.2021

投稿者

おじさん

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