昨日から来る予定であった庭師さんは お寺さんの「お香勤め」に合わせて 都合を変更していただいた。その電話での相談中 入ってくれる庭師さんが少なくなったことを聞いた。どうも年齢による引退とのことで、庭師さんにも高齢化・引退は止めようもないらしい。

造園屋さんは先代の奥さんがばあ様の同級生で在ったので、先代以来の付き合いである。現在来てる庭師は孫である。その手伝いは彼の叔父さん他である。彼の父のグループは別の家に行ったようである。

昼 状況確認などの為 帰る最中にバックミラーにバイクで走ってくる叔父さんに気付いた。昼から来ると聞いていたので、そのまま我が家に来ていると思っていたが・・途中でミラーから消えた。車を駐車場に入れた後 遅れてやって来た。道に迷ったそうで・・年取ったね!とからかいネタにした。

本日は庭師さんに無理なお願いをしていたので、超ベテランの意見を求めたと思ったが・・そうではなく手伝いと聞いた。

今回の無理な願いは松の盆栽化である。多少年数を掛けないと出来ないが、高さ5m以上ある松を3m以下にしてほしいというものである。一昨年からウバメガシなど雑木も順次高さを低減している。ちなみにウバメガシの高さは7mを軽く超えていたので、幹の頂上部の直径は25cmを超えるので・・今も見た目は不細工である。

一昨年は前面道路に倒れたら迷惑を掛けると 境界近い松を根元から切って貰った。今年は残った松の高さ低減となった。庭師さんも高齢化していくので、高さがない方が危険も減り手間も掛からない。枝ぶりが整うまでの過渡期が 不細工であると思うが仕方ない。

その他境界を超える棒樫も 根元から切って貰った。松以外の雑木はスグに枝が出て来るので、樹形などは徐々に整えられれば良い。他人に迷惑を掛けず、手間を掛けないように変更していく予定である。庭師さんが若いうちに将来への布石を考えて貰う腹積もりである。

この庭師さんは一応 先々代から栗林公園出入りの庭師なので、腕等に問題はないと思っている。だが庭師の高齢化と減少は如何ともしがたい時代の流れである。

高齢化と仕事集中

仕事が季節により大きく作用される屋外の作業であり、歳を取り体力が落ちて来るとやはり無理が効かなくなる。午後から来た庭師の老体は年齢84歳。雑木剪定のみでの参加であり、太い枝を切るなど無理はしない。高齢まで働くには節制による健康維持があると思われる。おじさん自身も体験上 無理を重ねた同級生の多くが倒れたり、入院したりするのを見て来た。

庭師の仕事は一般家庭では秋口からの仕事が主である。通年で仕事させてくれる公園・寺社をお得意様に持たないと所得も安定しない。所得も不安定となりがちで これからの時代には「なり手」が不足する職業である。

昔は生活が豊かになれば 樹木を植え、庭を作るなど 従来からの伝統にあこがれ庭を作って来た。しかし維持することは難しい。ある程度の敷地面積もいるので、最近の住宅建設では住宅と駐車場3台用設置で庭がなくなる程度の土地面積である。これから昔のような考えでは 庭づくりと管理は無理かもしれない。

庭は林業と同じである。何代にも渡り庭師あるいは家の者が世話をして整える必要がある。庭もそうした風景が隠されている。

家主が庭師ごとき技能があり DIYで庭造りは何とかなっても、世代を超えて維持できない。

投稿者

おじさん

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