歳を取ると お金と言うか小遣いもあまり使わず、日々暮らすようになる。年金が多いわけでもなく、毎月ギリギリで暮らしているがナチュラルである。どうしてかなと感じながら、若い頃からの金銭感覚というものを考えてしまった。

今も昔も貧乏なので お金の使い方は変わらないが、若い頃からローンは滅多に組んだことがなかった。組んだのは住宅ローンだけであった。クレジットカードで購入しても1回払い。もしどうしてもとしても、ボーナス併用の2回払いまでであった。大半が1回なので金利もつかない。現金と同じである。これを分割払いつまりリボ払いなどにすると金利地獄が待っていいる。当たり前のように2割は余計に取られる。

こんなことを考えているとクレジット会社の狙い通り、物欲に紛れて生きるのは 貧乏人には辛いことである。いつの間にか払わされて 搾取を受けている。無理をすればするほどドンドン落とされていく。貧乏人はいつまでも貧乏という言葉がマッチすると思う。

一方クレジットで1回払いすれば ポイントだのマイルなどのバックのみであり、普通でも割引となる。最近はペイペイなどでもドンドンポイントが増えているので、それなりに節約しながら、幾らか節約出来る。

商売というか事業をする場合はこの限りではない。資金手配の都合・多角化のため 金利を気にしながらも・・金融機関借入というのは当たり前のことである。以上書いてきた個人ベースとは考えが変わる。

お金の使い方

お金について考えるキーワードは 金利が大きく作用する。 例えば住宅取得控除を上手く使えば、住宅ローンの金利分を実質0とすることが出来る。これが10年続くのだから、10年後のファミリーユースを考慮しながら物件を選ぶことが最初になる。

ある程度の借入金を調整すれば、独身者が住んでもほぼ家賃の半額(つまりファミリータイプでワンルーム並み)程度での支払いで済む。ここで払う予定だったお金を10年間NISAなど金融商品で積み立てれば・・支払いの苦労は大きく変わる。住宅取得控除の基本ルールは年末ローン残の0.7%を所得税から控除としかない事柄であるが・・どう解釈・利用するかは本人の才覚であり、その為には事前にお金を持っていることも条件となる。

次のキーポイントは11年目にどう清算・借り換えするかなどが分かれ目となる。ここの付近まで考えることが出来れば・・大金持ちは無理でも、小金持ちは夢ではない。

多くの方がワンルームマンション投資などで被害を受けたが・・短時間で欲張りに生きる方は多いので、業者その他は引っ掛けやすい。先ずは慌てることなく、個人で地力をつけてからである。借りた金で金を直に増やそうと思うのが、そもそも誤りである。キチンと考えたワンクッションが無ければ・・一撃でやられてしまう。

不動産などで「技を使う」にはそれなりの貯えと知識がなければ無理がある。極端に言えば購入不動産の3分の2程度のお金・資産などを持っていて、個人の創意工夫を組み込んでいける。これが資産形成の最初の一歩と思い、無理することは・・当たり前である。この種の無理に慣れたころに子供が生まれ、次の新たな覚悟を覚えないといけなくなる。

購入する物件がワンルームでは転売するのも問題が多い。そんな時は 最悪自己が住んで使用を続ければ問題を小さく出来るが・・人の欲はマンション全体ということも多く、徹底的に泣かないといけない場合が多い。

これらの不動産個人居住を考えた投資では、サラリーマンであれば 会社で動かされないということも重要となる。転勤・役職など全てに関わってくる。あいつを動かすのはチョットと言う 押しとあくの強さあるいは能力・仕事力を個人がもっていなければいけない。

正確な言葉で言えば「余人をもって代えがたし」ということである。サラリーマンでもブルーカラーの一枚上「メタルカラー」である事が大事である。そうかといって メタルカラーであると同時に、集団内で愛され 恐れられるキャラクターでなければサラリーマンで生活することは難しい。

なお 大会社などでは住宅ローンを払っている中、転勤させる場合には 留守物件を借り上げ社宅として預かってくれるなどの制度がある。会社の規定類などもチェックを怠ってはならない。

最後に注意であるが、世の中には中途半端なのに誤解して、上位と同じことを望む方が多い。世の中 人は様々に生きていることを理解して、周囲を見ながら謙虚に暮らさないと・・狙われたり 引っ掛けられたりして ダメになる。

人は自身が思うほどスーパーマンでもなく、自分が卑下するほどノータリンでもない。自分をしっかり見つめ多少うぬぼれながら、正直に生きることが大事となる。

それにしても、金持ちが金持ちであり続けられるのが、社会の基本的ルールのような気はしている。

投稿者

おじさん

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