最近中国港湾にコンテナが山積との報道が流れていたが、今回はコンテナ製造大手の中国国際海運集装箱、23年1〜3月期はコンテナ需要低迷で純利益が約9割減の見通しを発表した。

「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、資本主義の教科書通りの展開に中国政府はどう抗弁するだろうと思っている。計画経済を止め 改革開放をした経済が、資本主義の洗礼を受けているのが丸見えになりだした。それでも統計局はGDP4%アップと発表したようである。

まあ 「流れるままに」としか言えない。中国のアルミの生産が4%ダウン・鉄鋼生産もダウンとのニュースも流れている。これでGDPプラスなら・・見上げたもんだ!というしかない。日本のメディアはここでも 疑義を挟まない・・腰抜けなのか?忖度なのか?

内需が良いのか? 高学歴若者の就職難も嘘なのか?

地方政府が財政難で、公務員の給料カットの報道があったのは・・誤報なのか?

民間が国家的不動産負債を抱えているのは・・誤報なのか? 

中国の報道は整合性のない事柄ばかりで・・信じることは難しい。透明性のない資本主義など評価に値しない。共産党が分かってやってるなら「ご立派・原っぱ・ヨーロッパ」ということで!チャンチャンと所さん流で終了する。

ロシアとの関係も怪しいまま過ぎていく。こんな国を信頼する国あるいは人は どんな感じなんだろう。

豪華客船建造

先日から中国での客船製造のニュースに驚いている。豪華客船は重心位置が高くなり易く、また家具・内装・床には豪華に見えるようにマホガニー材などの木材・大理石など大量使用でトップヘビーを招く。その為 船体鉄板は薄く補強材を多用する構造となる。また天井を高くしたいので、天井材と直上の甲板での間隔確保が優先で、天井裏の空調ダクト・排水設備・電装設備も厳しい。そんな構造なので船大工から始まり、製造するには長期の工事期間が必要となる。また一品合わせ的要素があり過ぎ、一度組付け手順を間違うと資材の手配からやり直しのようになる。

そんな訳で日本の造船所では三菱重工がダイアモンド・プリンスなど2隻を製造して、工事遅れなどを起こした後 客船事業から撤退した。同じように多段で階高の低いPCC・フェリーでも日本の造船所では後回し的建造となる。造船所でPCCの建造が多い時は、造船業界が不景気と思って良い。

客船受注での金額は良いが、期間・人の手配が大変である。従って客船は仕事が取れないときに受注する船である。その為 中国船舶集団(以下、中船集団)傘下の上海外高橋造船が、大型クルーズ船製造の設計・計画、工芸・工法から現場管理に至るまでを引き受けたので・・どうなるかを注目している。

人件費が安いことを生かして、中国造船所が挑戦するのであれば 評価したい。

コロナ

ついでにというか? コロナが収まる気配となったので書くのだが・・大型の建物・船舶では 内部を流れる空調空気は一部が循環する構造である。従ってダンパーなどの調整をして、循環量を調整する。調節部の大半は天井裏にあり 船のクルーなどはほとんど触らないので、調整の仕方は分からないと思う。

ダイヤモンド・プリンセス号で発生したコロナウイルス患者の感染エリア分けなどは大変だったと思う。部屋にテラスがあれば窓を開け外気を取り入れたり、外気のままも過ごせる。熱い寒いもあるが・・ところが窓ナシ内側の部屋では空気の循環を調整するのは厳しい。報道で感染症の専門家がエリア分けについて 色々コメントされていたが・・空調システムをご存じじゃなく、しばしば意味のないことを・・と思ったりした。

またテラスのある部屋を隔離用に利用しようとしても、乗客から同意を取り付けるのも厄介だったろうと考えている。金持ちほど 権利主張するのが常(つね)である。

貧乏なおじさんは豪華客船旅行など夢のまた夢・・貧乏人であることは幸いなるかな! キリスト教徒風に言ってみる。・・いや「幸いなるかな、心の貧しき者」だったか?と貧乏人ではなく心貧しき者と思い出して・・これも書いとけば皆の役に立つかもと書いて置く。

何事も無礼講

本日最後も流れるままに終わらせたような?

投稿者

おじさん

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