我が家の家庭菜園の一角には、夏みかん・ダイダイ・スダチ・キンカンが植えられている。現在キンカンを除いて花盛りである。今朝は汗をかきながらの玉ねぎ収穫となったが、作業中にクマバチが近づいて「ブンーンブンーン」と羽音を響かせ、頭上の周囲を飛び回る。柑橘類の花が咲くと畑の周辺は彼らのテリトリーとなるようである。

藤の花を見に行っても、彼らの姿を見かける。大型の花の蜜集めを見ていると蜂も体力勝負なところがあると理解できる。小型のミツバチそして蝶などはネギ坊主の花あるいはジャガイモの花に向かっているのを見る。大型の花では蜜のある花の奥に向かうには 花びらをこじ開ける体力がいると理解できれば納得できる。

まあ 手で払うなどのことをしなければ・・襲われることもないので 問題ない。それにしても柑橘類の花の香りは格別である。

時間がないので 楽しむ間も惜しみ、葉の倒れたタマネギを抜くのが優先する。葉と根を切って乾燥しないといけない。取り敢えず・・今日は軽トラの荷台で干して置くと決めた。明日か明後日に紐でタマネギを両振りにして物干しざおなどで吊るして風を通して乾燥させたい。子供の頃から見てきた風景である。

今年も柑橘類の花が咲き、クマバチの羽音が響き渡る。まもなく春から夏への落ち着いた気配が漂うようになる。本日はミニカボチャと大玉スイカの苗を購入して植え付けた。後はオクラ・枝豆だろうか? この連休 夏本番に順調なスタートを迎える更なる準備をしなければ!

夏みかん

以前はマーマレードを作るのが好きな方がいたので、毎年50個以上採っていたが、今では自然に落ちるに任せている。根元にはドクダミ・バランがミカンの日陰を利用して繁茂する。周りに立っていた家の基礎石を並べているので、それ以上生い茂らない。自宅敷地にもドクダミ・バランはあり、子供の頃は「ばあさん」が吹き出物に良いドクダミ(じゅうやく)を干してお茶にして飲まされたことを思い出す。

夏みかん

ダイダイ

2月に果実を採ったが、料理使ったのは半分もない10個程度である。ダイダイを絞ってポン酢もありかと思ったが・・手間と多分利用しないよな!と思い始めて・・計画は頓挫(とんざ)した。おじさん自身がポン酢を使うのは、水炊き・しゃぶしゃぶの時しか思い浮かばない。しゃぶしゃぶでもゴマダレがメインである。人によっては豆腐などに使っているのを見るが、個人的には醤油のみが好きである。

結果 正月と鍋の時に数個そして近所のナマコ好きな方が欲しがり5個程度・・そのあたりで利用は終わりとなる。2月末に採り入れているが、花が終わる来月には 木の根元に返してやっている。

ダイダイ

スダチ

唯一我が家で使い切る柑橘類である。焼き魚とくにサンマなどには欠かせない。レモンより芳香が良く味の深みが増すようである。以前にも書いたが、約半分は通常のサイズで あと半分は通常のスダチの倍以上の4倍近いサイズとなる。おそらく花が同時に開花するダイダイ・夏みかんの花との交雑していると思っている。味に問題はないが果汁が多すぎて・・奥さんに言って4分の1切れとしている。

タネをとって新品種を追いかけても面白いと思っているが・・家庭菜園維持でいっぱいで、出来るわけがないと思っている。しかし 20世紀ナシも千葉県松戸の梨畑 その片隅で生まれたので・・運が良ければ おじさん家(ち)でも 取りこぼしが地上に落ちて発芽と思っている。

スダチ

キンカン

キンカンも砂糖漬は喉に良いと近所のおばちゃんが採りに来ていたが、おばちゃんもいなくなり ちぎるものはいなくなった。たまにおじさん 採って食べるのだが・・ほとんど完熟状態で鳥がついばむためか?自然に実落ちしている。普通は皮だけ食べるのだが、中には実まで甘いものもある。

キンカン
投稿者

おじさん

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