義兄の兄(77歳?)が心筋梗塞で倒れ、命は取り留めたがペースメーカー装着となった。彼の奥さんはアルツハイマー認知症が初期発症しており、また子供がいないので・・退院など非日常的事態には 義兄の手伝いが必要になったようである。その為 義兄は滋賀県に出かけ手伝うとのことである。彼の奥さんが心筋梗塞発症なら、夫婦で助け合え何とか出来たと思えるが、そうも都合よくはならない。

年齢が重なれば 世の中儘(まま)ならないことは増える。一言で言えば簡単に済むことが、実際に対応することは大変である。

夫婦間での老々看護はいずれ訪れると考えて、何を準備すべきかと考え始めた。取り敢えず「ボケ」を想定して考えている。想定は 義兄の兄同様 奥さんのボケ発生したとして始める。おじさん自身がボケれば・・何もわからず対処能力は0と同じで・・策も何もない。

策を建てるのが・・最初から無理である。健康は今まで同様 普段の努力しかない。奥さんが病気で倒れても・・手を取り、似たような状態となる。

おじさんは 義兄の兄より10歳ほど下であるが、彼の奥さんの73歳でアルツハイマー発症を考えれば・・我が家の奥さんも分からない。おじさん夫婦はそれなりの健康を維持しているが、どちらも定期的に通院して投薬を受けながら・・という状況である。年齢を重ねればそれなりに体にガタが来るので致し方ないと思っている。夫婦共に大病し入院までしたことはない。健康診断と同時に 無理をせず悪くなる前に受診するなどにつとめて来た成果だとは思っている。でもボケることだけは これといった対策が無い様で・・中々難しい。

でも昨夜 おじさんボケの初めかなと思いあたることがあった。鍋料理の際使う「小さなお玉」の「お玉」が頭に出てこないで・・焦り 思わず「レードル」と英語名が浮かんで・・奥さんに言ったところポカンとされた。物の名前が素直に出てこないと言うのも「老化」「ボケ」の初めと思い出した。今に「あれ」「それ」だけで会話する 前触れかもしれない。

書いてることが 横道にそれそうなので・・元に戻して

料理

ばあ様はたまにボケた事を云うが、当然のことと了解している。もしも 義兄の兄夫婦同様 奥さんがボケだしたらと考えて、さあどんな対策をすれば良いかと考えだした。奥さんが入院などしても同じ状況である。

先ずは生活することを考えると、まず第一はおじさんが料理が出来ることしかない。他の家事は心掛けと電化製品を使えば何とかなる。自活する要素で考えれば料理しかなくなる。

一応 学生・独身時代に自炊などしたこともあるので、「食べる」だけの意味ではこなすことが出来る。食べてもらえる料理を作れるかが 焦点になる。

コメを研いで炊飯器でご飯を作るのは出来るので、おかずレシピが残る課題と気付く。味付けと料理の幅での経験不足が課題と見えて来た。またしても余談になるが おじさんの知り合いに、何でも「みりん」がいたことを思い出す。カレーを作りながら 一部を肉じゃがに転用するのに「みりん」を足し作っていた。それ以来彼の料理には「みりん」が付き物であることを知った。

バイト日の夕食を料理するのも時間制限があって、冷食・弁当などに「野菜を足す ひと手間」で済ましている。この辺りからの工夫かなと思い出した。

同時にいかに低コストで作るかも課題となる。飲み屋で小鉢はうれしいが、自分で作るのはチョットとなり、盛大に材料を買って余らせてしまう。こんなところも研究課題と思っている。

本日は奥さん不在のため、夕食はおじさんが作るのですが・・あれもこれもと買って余らせて、多分明日には奥さんに使って頂く予定です。低コストの為にも 使い回しのテクニックもいる。

まあ のんびりやっていくかと考えています。性格的に「凝るタイプ」ですので・・始めれば家庭菜園など同様に、一気に盛り上がってやってしまいます。その例証か? 昨日はおじさんの作った野菜が食卓に並んでいました。

結果 自身が儘ならない性格と気付き、パラドクスな気分です。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です