コロナウイルスのニューバージョン オミクロン株の正体が分らずシャットダウンあるいはウイズコロナ加速と何れに舵を切るべきか、世界各国で揺れ経済的ストップアンドゴーが目立つ。デルタ株が日本では収まりかけて 野球で言えば7回裏まで試合が進んだ状態 あと少しで8回表と思っていたが・・・そうは簡単には収まりそうにない。ピッチャーの隠し玉で一気にゲッツーとなり、ランナーなしのような状況になってしまった。

世界で確認されている罹患者が1000人を超えた程度のため、専門家も はっきりとは言わないが重症リスクは低いとのことである。またファイザーのブースター接種で効果ありとの情報もあるので、少し安心感が広がる。

心配なく大丈夫と思っていたら モーニングショーで否定的記事が出て来る。イギリスからオミクロン感染患者初の死者発生の報道が流れる。

どうなっているのか判らないことばかりである。確実な情報がないので、右往左往するだけとなる。かくして「今のうちに出かけよう・忘年会」にて盛況となっている。今までの実績では 海外で発見されたコロナ株が日本に侵入し、日本人患者が出現するのは約一月です。と言う事で クリスマス前後でしょうか? ここはクリスマスを前倒したいところですが、そうも出来ないですよね。

コロナ収束

世界保健機関(WHO)は先月開いた新型コロナウイルスについての定例会合の結果を公表した。委員会はワクチンや治療薬の普及で進展はあるものの、パンデミック(世界的大流行)の「収束は遠い」とした。

日本では収束の兆しが見えて来たかに思える新型コロナだが、第6波の到来を危惧する声も大きい。「スペイン風邪」のパンデミックは流行と収束を周期的に繰り返したが、コロナも同様に収束するのだろうか?

1918〜1919年にかけて世界中で猛威をふるった「スペイン風邪」のウイルスでこれはA/H1N1亜型だった。世界の死者数は約5000万人と推計される。この数字はコロナでの死者数500万人の10倍以上となる。

世界的な1918年のインフルエンザ・パンデミックは、国や地域によって違いがあるが、感染流行で大きく3つの波が起きた。1918年6月の小波、10月から12月にかけての大波、1919年2月から3月にかけての中波であった。

デンマークや米国の研究グループによる調査研究によれば、比較的穏やかな初期の小波でこのインフルエンザに感染した人は、中和抗体を得たことにより、10月から12月にかけての大波による死亡を56%から89%、防いだことが推計されるという。

同じようなことが新型コロナで起きているかどうかわかっていない。また当時と違いワクチン接種による抗体確保 そして人々の比べようもない大規模な移動がある。 従来のインフルエンザ・パンデミック 感染の波とは違っていると想像できる。今しばらく感染に注意しながら予防を徹底するしかない。

原油価格

原油価格は米WTI原油価格が70(ドル/バーレル)台に落ち付いているが、市中価格は大きく変わっていない。灯油の価格などはアゲ気味である。

おじさんの家は電化している。灯油は使用していないので影響はない。こういう原油高の時期が来ると南の方で住んでいると光熱費が安いので助かる。北海道などでは一日中ストーブを焚かないとしのげない。

今の時期は農家はハウスなどで重油・灯油で加温して年明けからの生産量確保のため、苗木の成長を計らないといけない。農家にとっては年明けからの生産に響く時期である。痛しかゆしの状況でないかと想像する。

北国でも灯油などの価格状況が生活を圧迫するレベルとなっているようです。早めに値下がりすればと思うものの、世界全体がお見合い状況となり、現状 原油は供給過多気味にも関らず価格を維持しています。人によっては年明けに再度値上がりも見込めるとの意見もあり、原油価格から目を離せません。