普段意識しないで来たせいか、垣根・路側帯などに植えられているサンゴ樹に花が咲くことを初めて知った。先日のロビンなど普段街路樹に使われている植物には注意を払って来なかったことを恥じるだけである。また 調べてみると魚毒植物として 沖縄県ではかつて毒流し漁に利用されていたようである。

あれこれ

サンゴジュ

サンゴジュ(珊瑚樹、学名: Viburnum odoratissimum または Viburnum odoratissimum var. awabuki)は、ガマズミ科ガマズミ属に属する常緑高木。英名:Sweet viburnum

関東地方以西の本州、四国、九州及び沖縄、朝鮮半島、台湾や東南アジアの温帯~亜熱帯地域の主に沿海地域に自生する常緑広葉。天然の物を見る機会は少ないが、都市部の公園などでは多用される。

夏から秋に赤く熟す実を海のサンゴに見立てて珊瑚樹と名付けられたが、垣根として頻繁に刈り込まれるため、あまり実を見掛けることはない。刈り込まなければ6月頃にネズミモチに似た円錐花序を出して小型の白い花を咲かせる。

垣根として使う庭木の中では背丈が高い部類であり、3~4mの垣根を作るのに適している。また、排気ガスに特に強いため、幹線道路沿いに植栽することもできる。

葉は水分が多く、燃えにくい。また、枝は燃やすと泡のようなものが噴出し、延焼しないことから防火用に植栽される。

投稿者

おじさん

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