おじさん 生きることを考える基準に家族があったので、最低限の生活を維持する基準は 常に家族があった。おじさん単独のみで考えたことは、今から40年近い前の 独身時代のみである。

現在も奥さんとばあ様がいるので、年金とバイトと収入を考えて 家族を前提に仕事を考える。ばあ様の介護を考えて 日中は過ごし、夕方奥さんがパートから帰る頃からバイト開始を考える。

80-50問題とニアンスの違った話題であるが、おじさん家(ち)は90-60問題である。昨日は奥さんからおじさんがバイトに出ている日は 夕食時ばあ様の食が進まないようである。不安感があるのだろうか?まあ 慣れていただくほかはないと思うが・・・何か出来ることを考えないといけない。

バイトスタイル

おじさん 最近高額求人が多い資格は持っている。奥さんがばあ様を見てくれるなら ガンガン稼ぐという選択肢も出来るが、おじさんは そうすれば ばあ様と奥さんにストレスが貯まり過ぎると思った。

この辺りが実の親子の軽い接触を維持しながら、ばあ様に日常を続けて貰うことが良いと考え、週2日の夜のバイトという 現状のバイトスタイルを決めた。

奥さんもそれなりの時間であるので、いくらか楽と思っているが 万事良いとは聞かない。おじさんが不在なので何かあればと考えるなどとは聞いた。

高額給与を稼ぎ出していくのが、将来的には余裕資金を作れ、メリットがあると分かる。だが そういう選択はしていない。この辺り おじさん自身が判断してのことである。多分「お金以外」を選んだ結果と思っている。

暮らし方

少し前に報道でコロナに拠るホームレス問題が取り上げられていたので、東京都内でいくらあれば最低限の生活を出来るか探していた。その際 年収90万円でハッピーライフ 大原扁理(著) 筑摩書房(編集)をネタにYOUTUBEが上がっていたので視聴した。

YOUTUBEによれば どうもネタ本の著者 大原扁理氏 おじさんの今と同じで自由に時間を過ごし、したくないことはしないと基本ポリシーが似通っていた。しかしおじさんとはアクセスの仕方が違った。

おじさんは「したくないこと」を 人に遣っていただけるように企む、あるいはやり方を考え・変えるように計画することが大原氏と異なる。

おじさんは彼の年齢の時には家族を抱え、住宅ローンを払い、将来の家族の成長した際 子供から告げられるだろう進路希望などを想定し、働いて貯金していた。人と言うのは しがらみ無く生きて行くことは難しい。どこかで血縁などがあり、大原扁理氏 どんな環境で生きておられるか判らないが、看るべきものがないのは羨ましい限りである。

介護関係で週2日働いて 9千円(多分源泉徴収1千円 日給1万円)/日×2日=18千円

1年52週で 18千円/週×50週=90万円 

と所得と見込まれるようである。普段は図書館などを利用し本を読み「自由」「時間」を楽しんでおられるらしい。

幸せを追求することの方法の違いについても おじさんの気質も大原氏に似ているのでよく理解出来た。しかし 家族を持ったので生き方に制限があったし、そういう中で長く生きて来た。まあ現在 楽に成り出したところである。

TOUTUBEにアップされ 案内されている方が大原扁理氏とは逆タイプである。その方の解説も聞いていて個性かと思い面白かった。

おじさんが子供に伝えるとすれば、肉体にしろ社会にしろ 今が続く訳がないことは理解して、イザと言う時 慌てない様にしないといけない。この世は「諸行無常」と改めて考えることは基本であると思う。

大原扁理氏は自分の中で答えを探したものと考えている。だが読者の多くの方は家族の中で答えを探さないといけない。正直 個人の中だけで「悟り」を得るには出家など縁を切ればすべての方に当てはまる。しかし「しがらみ」などがあるから みんな悩む。

しかし 普通は人間生まれて生きてる限りは「しがらみ」というものを捨てられない。どう人生の方程式を解くかというのは それぞれの人間による。覚悟しても 勝手に切れば・・・大人の世界では無責任と言われる。

最後に おじさんが好きな言葉は 観音様の名「観自在菩薩」の「観ること自在の知恵」である。

今回 大原扁理氏のアクセスの仕方が違う生き方に会ったようです。どちらにしろ 生きて知ることは楽しい。そして改めて「家族とは」と考え出した。