日本の医師の総数は32.7万人 高齢で使えない年齢と臨床に出ていない方もいるとしても 半分15万人は使える方と思う。更に看護師なども カウントすれば倍以上の50万人は接種活動が可能と思う。病院内勤務も含めてもそれなりの人数は接種に立ち会えると思う。これで接種する能力がないとされているのは納得いかない。

また看護師が注射することを考えれば、医師は監督者あるいは緊急事態処置者の立場となるので、看護師の4分の1程度の人数で事足りる。そんなに医師の数は必要ない。

逆に言えば 頭数のみの医師数であり、医師自身がご高齢その他で 現役の如く緊急時に働けないのであれば、普段から使える若い医師の増員を計り、一定の試験を課して緊急時に働けない高齢の医師の引退を計るべきである。使えない高齢あるいは技術不足の医者を頭数に入れるのは止めるべきである。

素直に書けば ばあ様じい様専門の高齢医師がいても良いが、鍛えられた通常診療医と区別するべきと思う。

こういう状況で 歯科医などの接種者としての動員についてはお茶を濁している。まさに日本の医師の独占的業務を助けるような厚生労働省の行政の間違いと思えてくる。看護師代わりとしての歯科医師なら何らトラブルはないと見込める。アレルギーなどの処置・判断については歯科医師の勉強によると思う。

日本医師会

日本の医師会に加盟する約17万人 責任ある立場を維持しようとすれば 今回の様な場合は厚生労働省に圧力をかけ、歯科医などに注射させるなどをためらはせてはいけない。どうしてもいやなら会員を責任を持って動員するべきである。

おじさんは医学・歯学の区分は明確に判らないが、高校時代 父の従兄の歯科医などから、歯学が独立と考えるか医学の中の一つと考えるかとのことと聞いた。父の従兄の歯科医は大阪大出身で「独立派」そして友人の東京医科歯科出身の方は「医学派」と聞いた。

何処で両者が袂を分けたかは知らないが 素人から見れば、昔の学生運動のセクト同様である。受けた教育の内容も大して変わらないと思う。精神科の医者が注射・診断するよりはましと考えている。

地元密着医院の休診の問題もあるが 早期に片づけて対応いただけることを願う。

予約

本日も予約騒動が報道されている。ネット弱者の高齢者と言うことで、家族一丸となっての電話とアクセスで横浜市あたりは大変らしい。また神戸市では ネット予約アシスタントを置き手助けするが、前には列が・・・密でどうしたもんか?

その最中に日弁連は「接種拒否者の人権を守る窓口」を設けるとの報道もあり、ここ数日の報道 何のことやらと言うのがおじさんの感想である。

もう少し良い方法が無かったのかと 言うのは簡単であるが 実務者からすればたまらないと思う。接種希望の医療関係者数が当初の予定数から倍近くに増えている。そこに市町村長で病院設置者という理由でワクチンを医療関係者として 早期に受けたものもいるようで、モラルを問われる事態も発生している。もっとすごいのが多摩市職員800人中300名が接種済との情報もあり、モラルと説明責任を問われる事案である。多摩市職員は「公務員」とは何かを問われてどうこたえるのか?許した市長も「ペケ」と思う。

平等性を確保する議論を普段からして置くべきことと改めて思った。災害現場でのトリアージの如く 現場で状況を確認しつつ行われれば問題ないが、医師の診断で判別することも出来ないのでどうにもならない。おじさんが思うのは 市町村で生年月日でソートなど出来るだけ機械的なことが望ましいだけである。

速く接種者数を増やすには、一括確保出来る老健施設などにて接種を片っ端から行い、その間に申し込みを受けるなど、硬軟取り揃えた事でも考えないとなかなか進まないと思う。

スギ薬局会長夫妻のワクチン優先予約をしていたとの「創業の地」愛知・西尾市での事件、秘書の忖度との結論で幕引き。このことで大口スポンサーに対する マスコミの忖度も極まったと思っている。流石 三河の地 と思い、昔 仕事で伺いついでに「大アサリ」を彼の地で食べたのを思い出した。ネット時代を分かってないのだろうか?誰かがフリーメール、書き込めば衆知される。

しかし結局 正義は秘書どまりである。マスコミといい 欲望を露骨に吐露する 嫌な渡世である!

投稿者

おじさん

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