先ほど奥さんから電話が掛かって来て、只今 某ドッラグストアの駐車場にいるけど、車のエンジンが掛からないとの連絡があった。やってしまいましたかバッテリー上がりと言うことで、基本操作を電話にて実行いただき、エンジンは何とか再スタート出来たようである。

普段から運転のみの奥さんなのでこのような事態はよくある。ものをメカニカルに分かって操作をすれば良いが、一応女性の特性か 原因が本人に在っても 機械がダメと断罪することが多い。

そう言えば 奥さん2か月前 パンクしたタイヤで500m以上走行し、タイヤのショルダーがバラバラになり、おじさん急遽スタッドレスタイヤを荷台に積んで走ったこともありました。結果 タイヤを2本交換し被害甚大なこともありました。速やかに止まっていれば・・・パンク修理だけでしたと思うと・・・メカ音痴どこまで行くのか。

明日の昼 パルス充電器付けて充電しておきましょう。古いバッテリーもパルス充電で何とかなるかと貧乏なおじさんは考えています。賢く貧乏が 資源の無駄使いをなくし、社会に貢献することと信じています。

エンジン

最近のバッテリーは保水機能があるため 補水しなくともほとんど大丈夫である。車のモーター類を過剰に使っているとバッテリー上がりの原因となる。多分走行中 寒いとファンの回転を目いっぱいに上げてエンジンも暖まらない内に暖をとろうとしたに違いない。天候からワイパーも動かしたはず。走行による補充電も出来ないうちに駐車場にてエンジン停止。バッテリー消耗させることしかやっていない。買い物が終わってエンジンスタート・・・何度か失敗して更に消耗・・・電話してきたと踏んだ。バッテリー傷んでいなくとも消耗状態になるのが当たり前です。

一応エンジンスタート時 他の使用している回路を切るように設定はされてるが、バッテリーが消耗あるいは経年変化で弱り、電圧降下などがあるとスターターが一定回転まで回らない。このような場合はどうするか。一撃でエンジンスタートするため準備(賭け)をする。

スイッチ類をオフ

エアコンは電磁クラッチオンなのでオフ。ファンスイッチが入っていれば停止。ワイパー類他スイッチが入っているものは全てオフ。

キーの操作

キーをスタート手前の一段目まで回し、アクセルペダルを2回程踏み込む。これにてエンジンマニホールドに気化した燃料が入っていく。アクセルペダルから足は離す。

数秒後キーをエンジンスタートまで回し エンジンスタート。エンジンが数回転でスタートとすれば ラッキー。セルモーターの回転が上がらない場合は・・・・おじさんがブースターケーブルを持って走ることになる。

エンジン再スタート時 アクセルペダルを煽ると燃料が濃くなりすぎ、プラグが被りスタート不可になる。後はおとなしく節電しながら、距離を走りバッテリーに充電する。

なおこの操作 夏にエアコンファン回し過ぎあるいは夜間運転し過ぎの場合も同様である。奥さんの車GDI(エンジン気筒への直噴射)ではないので、エンジンが掛からないとセルモーターを回し過ぎなければ、いくらかバッテリーに残量はある。上の手順でスタート出来る可能性がある。

なお奥さんはミッションをパーキングに入れず、エンジンが掛からないと連絡頂いたこともあり、エンジンスタート失敗は常習犯である。ジャンピングスタータ買うべきかとも思うが、近場が多いのでブースターケーブルにて対応できるので・・このまま このまま。買っても操作が出来ない可能性が奥さんにはある。

エアコン

最近奥さんは倹約し出したのか、使っていないエアコンを滅多に掛けなくなった。一昨日寒くなったので付けたところ、なかなか暖まらないと言って来た。エアコン替えなくては・・・・とそこまで行く。

数日付けてみればと答えてほっといてる。夏 以来付けてないと見ているからである。エアコン夏冬は三方向電磁弁にて切り替える。夏は室内機側で冷媒が蒸発 冬は室外機側で冷媒が蒸発と回路を逆にする。従って使わないままでいると、電磁弁が壊れたり、電磁弁切り替えは数ミリのクリアランスの動きのため一時的作動が悪く、冷媒ガスが上手く落ち着かないことがある。従って数日エアコンを廻し、冷媒の減少か電磁弁の故障か確認してから対策する。何故か 振動などによるのか 電磁弁の引っかかりが取れ良く治る。エアコンが壊れる原因は使わないことが主因と理解して行動する方が良い。

上のことを伝えて 本日も何も言って来なかったので大丈夫と思っている。

システムを理解

先日 自動車評論家がバッテリー PHVでありながらエンジンスタート用は鉛バッテリーを自動車メーカーは使っていると批判的記事があった。おじさんも従来品交換用リチウムバッテリーが販売されているのは知っているがまだ使おうと思わない。確かに軽量であり能力も高いが 保証温度が-10℃のはずなのでトラブルを恐れ使わない。多くの挑戦者の結果を見て使おうかと思っている。

多分メーカーも同じである。日本でも―40℃のところもあるので、トラブル発生を恐れ まだ使わないのが常識である。技術的に枯れた実績あるものを使用する。搭載バッテリーがダメでも エンジンが掛かれば自走できる。フェイルセーフにものを組み立てるのは 人を守るための最小限の常識と思う・・・枯れた技術を使いこなし、確実なものを作る・・・おじさんが古いのだろうか?