このところの夏野菜の収穫に 手の手術後の奥さんが始めたのが・・ぬか漬けである。昨日はズキーニを漬けてみようと張り切っていた。勿論 キュウリ・ナス・ニンジンは既に実施済である。オクラ・ミニトマト・ピーマンなども順次採れる様になって来るので・・楽しみにしている。昨年のような煮て作る「九ちゃんのキュウリのようなもの」は 手の都合上無理と言っている。 

 キュウリは 現在最下段の脇芽から大量のキュウリを取り終わり、病気予防のため 下回りの葉を含み脇芽を取り除いて風通しを図った。それ故 4日ほど続いた4本の苗から毎日10本のキュウリの収穫は無理である。上部に伸ばしながら 毎日4本前後の収穫である。肥料を与えて一休みさせながらである。7月初旬までは頑張らせたいと思いつつ、手を入れている。

 ナスも5本の苗を植えているのだが、毎日1本1個プラスの収穫ペースである。しかし葉の一部黄変して枯れたりし出したので・・肥料と苦土石灰を与えて様子を見て・・過度の負荷を掛けないようにしている。ピーマンも 今朝は10個ほど収穫したが 葉に小さな穴が無数に空きだしたので注意している。ミニトマトは色がついてきたところ、オクラは花が咲き出したばかりで・・まだ本格的収穫は先の話である。逆にニンジンは早く抜かないと・・とうが立つかも?と思い せっせと抜いている。

 以上のように夏野菜はほどほどに成長しているので、奥さんのぬか漬けのバリエーションはさらに広がると思っている。

効用

 ぬか漬けは米ぬかと塩の混合して水を加えて発酵床にしたものである。従ってコメを精米して食べるようになった時代が登場時期と考えている。戦国から江戸時代になり 庶民が白米を食べ「江戸患い」と言われた脚気などを流行らせた時代である。ぬか漬けは脚気の原因であるビタミンB1不足を改善し、野菜によっては乳酸発酵に伴い柔らかく栄養素も増してくる。時代が生んだ漬物である。

 漬けものは基本的に乳酸発酵と塩漬け(塩もみ)が多いので 昔から飲み屋でお新香と言う名で 酒の合間の野菜補給として食べていた。サラリーマン時代は モロキュウよりもお新香を頼んで、「キュウリ・ナス・ニンジンのぬか漬け」を食べるのが常であった。

 奥さんは今シーズンまでぬか漬けをしたことがなかったので、冷蔵庫に入れるのに都合のよいジップロック付きの既製の「ぬか床」で始めたが・・いずれ糠(ぬか)と塩を追加しないとだめになるとは思いつつ、奥さんのこれからの精進・躍進を期待している。

 実をいうと1週間前に精米に行き 糠を持って帰っている。それは伝えたが・・さあ奥さんが どこまで登るかは未知数である。ダメで古くなり使わないのなら 家庭菜園に撒けばよい。元が米の胚芽なので 希少元素が多い。肥やしとして使うのは好都合である。

投稿者

おじさん

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