ロシアがLNGの供給を止め、プーチンがこの冬にガスの供給を止めてヨーロッパを凍らせると豪話したが・・ロシア全土に停電が広がり 皮肉にもロシアが凍ってきたようである。
もちろん開戦以来 ウクライナを凍らせる目的で 発電施設・民間への攻撃は継続しているようなので・・余りの皮肉さに・・感心するというか?神様はいるのかも知れないなどと考えてしまう。
昔から日本では「人を呪わば穴二つ」と言われて来たのであるが・・人を害すると、同じ仕打ちにあうことを覚悟すべきであるということ。 転じて、安易に他人を害しようとすることの戒めである。「因果応報」なら良いことも悪いこともととなるが・・これは良いとき・悪いとき両方で使える。
今日も経済記事を見ていて 中国企業がドイツなどで安価な品物を販売し、デフレの輸出と批判する内容であった。苦し紛れに中国企業が作ったものの 資金回収等のためドイツなどで安値販売して、非難されたと思われる。
中国にも論語で「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」とある。苦し紛れなのかもしれないが、人は周囲への配慮を欠くと碌なことはしないようである。
ロシア軍事に予算を使い、民間設備の保守・製作・輸入などに難があり 国内の民間部門への予算がなくなったためと思っている。しかしロシア国民がプーチンの失政に批判、政治運動しないゆえの帰結とも思える。ロシアのウクライナ民間施設・発電所攻撃の報道を知っているので、ロシアの人々には悪いが・・自業自得と思ってしまう。
また 上川外相のウクライナ訪問時での爆撃に伴う地下室(防空壕)での会談などの報道を見ているので、いつがくればロシアは気付くのだろうと思っている。上川外相に もしかがあれば・・ロシアに特段の締め付けを行うしかなくなる。ロシアは 自身で選択肢を潰している。
事故発生
1月4日に、モスクワ中心部から約50キロ南に位置するポドルスク市のクリモフスク特殊弾薬工場で暖房用のパイプが破裂した。その結果、モスクワ地域だけでも数万人の家庭で暖房が使えなくなったと報じられている。これも配管のメンテナンス不足が原因とのことである。
ロシアは年明けから、場所によっては平均を15度も下回る異常な寒気に襲われており、モスクワだけでなく、ロストフ、サンクトペテルブルク、ボルゴグラード、ボロネジなど多くの都市が長時間の停電に見舞われている。
7日には、ロシア第二の都市サンクトペテルブルクの2つのショッピングモールが、照明と暖房ができず閉店を余儀なくされたと、地元のニュースメディア「78.ru」が報じた。マイナス25度の気温のなか、市内の多くの家屋で電気、水、暖房が何日も使えない状態が続いている。
「ヨーロッパを凍らせると宣言したロシアが、今は自分で凍っている。」と、ウクライナ内務省顧問のアントン・ゲラシチェンコもX(旧ツイッター)で述べ揶揄していた。