通りかかったお宅の庭にエサ台を庭に設けているのを発見した。バードウオッチングなど趣味とする方も多いので理解は出来るのだが・・庭の中に樹木がないことに気付いた。あれあれどんな方なのだろうと少し不思議感を持った。
おじさんの自宅あるいは家庭菜園の一画は松・梅・馬酔木・椿・桜そしてかんきつ類などが植わっている。季節が来れば 芽吹き花をつけ実をつけるなど自然のままに成長している。従って鳥なども勝手気ままに花から花へ・枝から枝へと飛び回り 忙しそうにしている。エサ台など置かなくても勝手にやって来る。そんな風景を見慣れたおじさんにはエサ台に違和感を覚えた。
余りに 鳥のみを寄せる目的に特化したエサ台に思えたのである。木々などが勝手に作るというか?自然の作り出すだす気配のない環境で 鳥を観察するような不自然感があり馴染めなかった。
先日コマツナのタネを播いたのだが、芽を出しているのが連続的ではなく、ところどころ抜けている。おじさん自身の種蒔きの拙さが作ったと思っていたが・・犯人が鳥であることに気付いてしまった。カケスに近い比較的大きい鳥が啄(ついば)んでいるのを目撃したからである。
また現在ブロッコリーのセンター(普段スーパーで見るのと同じもの)を収穫したが、現在側方から出て来る小さいものを期待している。農家は規格外 商品にならないので取ることはない。家庭菜園ではセンターを取った後も食べるので・・そのままである。
それなのに ホームセンターを覗いた際、小さな苗が60円程で売られていたので第二弾として3本購入して直ぐそばに植えた。その中で1本だけが葉を食べられている。犯人も以前見たので鳥であると考えている。鳥はブロッコリーの葉が好きなようで・・何度も目撃した。
基本的なおじさんの考えで あまねく自然と共存した形での家庭菜園・自然との接触したいと思っている。
もちろん 人様におじさんの考え方を押し付ける意図はもとよりない。基本は他人に迷惑を掛けない限り、個人の自己満足を許すことである。
気配り
ネット記事などあるいは家庭菜園をアップするYOUTUBERの農園では鳥害・虫対策などをされるのを見たりする。都会の中で限られた面積で作られるのだから、食べられたりしたら無条件辛い・・と思うのでその理由も分かる。また一旦害虫・ウイルスにやられれば隣近所に一気に広がるので、他者の迷惑とならぬように管理の大切さも分かる。
田舎で適当にやっているので、おじさんは 多少取れなくても枯れても・・などとのんびりやっている。昔都会のマンション暮らしで 足音も響かぬように階下に気遣うなどしたが、今や・勝手気まま。昔はシティボーイの如く生活していたが、現在は完全無血の田舎者なので、せせこましいというか・近所に気を使い過ぎるように生きることもない。