仕事を辞めた後は年金だけでは心もとないのと、何もしないで時間を過ごすのは難しい。やはり お金と社会とのつながりを考えれば、バイトをせずにはいられない。ある面 年金が多くバイトなどの必要などが無ければ、社会とのつながりなどが希薄となって 生き方としては面白くない。そんな訳で高齢者のバイトは金額の問題ではないと思っている。

 今月半ばには 税金の還付金が振り込まれると予想している。間違いがあれば、連絡呼び出していただけるので・・例年通り連絡もないところから・・昨年通り返ってくる。その前倒しで 一昨日から今年のイチゴの最終便と思い 孫達に送っている。取らぬ狸というが、おじさんの性格として、孫達の喜ぶ顔を思うと送ってしまう。

     こんなところに 春

 さて 平均的勤労者の年収で言えば現役時代の平均年収400万円超えでも 年金の月額は14万円程度。年間では約168万円となり 地方の県庁所在地である2級地でも96.5万円から課税となる・・所得の調整など効かない金額であり、平均的サラリーマンなら「夢の住民税非課税世帯」など夢のまた夢である。しかし実態は介護保険・国保・税金として引かれ、実質は12万台が関の山である。転職が多かった、非正規であったなど・・下手すれば 生活保護以下となる。

 年金収入とは、雑所得にあたり 所得税等を払う必要がある。ただし年金収入には、公的年金等控除額というものがあり、老齢年金のみを受給している人の場合、65歳以上の人は年間158万円(公的年金等控除額110万円+基礎控除額48万円)を超えなければ、所得税はかからない。この数字の塩梅(あんばい)を考えると・・おじさん達 国民は搾取される立場と瞬間に分かってしまう。

 統計で言えば単身生活での平均生活費は15.5万円 年金受給額に毎月3万円の預金などからの持ち出しとなる。65歳から平均寿命81歳まで・・ぽっくり逝って医療費が介護保険で賄えて(まず 無理とは思うが・・)死ぬまでに最低必要な金額は・・3万円×12か月×16年=576万円となる。これに持病の医療費・冠婚葬祭などが加わる。長生きすればそれだけ持ち出しも多くなるので、引退前によく考えないといけないが・・正社員の引退は半ば自由にはならない。引退を自分で決められるのは非正規雇用・アルバイト位である。おじさんも家庭の事情もあり、突然引退の時期を早めたので・・老後資金 用意する間も無かったのが本音である。しかし厚生年金受給とバイトしながら凌いでいる。

 アルバイトをしてお金を稼いだ場合、その収入に税金がかかるかどうかについて考えてみたい。原則的には年金収入が400万円以下の人については、年金以外の所得金額20万円以下であれば、確定申告が不要であり、アルバイト等で稼いだ分の税金を払う必要はない。

 所得金額20万円をアルバイト年収にすると、75万円以下(所得金額20万円+給与所得控除55万円)ということです。これを超えれば 確定申告が必要となり、所得税を納付することになると思います。

 おじさんは 以前はアルバイトが75万円以上でしたので、当然のごとく申告しました。現在では無理を止めて アルバイト時間を減らしているので、アルバイト年収が75万円未満になっていますが、頂いている個人積立による年金が源泉徴収を受けるのと地震保険などを申告できますので 納税したものを返還していただくため 継続して申告しています。従って返ってくるのは ほんのわずかな金額です。

 しかし こんなことでも おじさんが身の程知らずにツイツイ送る孫へのイチゴ代などを捻出しています。人それぞれですが 源泉徴収あるいは医療費など返ってくるものもあるかと思います。今年も申告書の手引きを読みながら 鉛筆で下書きしましたが・・これは脳トレと来年も続ける予定です。

基本 雑所得(年金)と給料(バイト)の税金の扱いは変わります。そこがややこしいだけです。

投稿者

おじさん

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