ソクラテスのごとき悪法もあれば悪妻もあると・・人生を考えれば自然と思うことが増えてくる。どっちにしろ 奥さんに人生は影響され・・一緒に適当な方向に流れていく。結婚した結果 行きつく先はスグ見えないが、時間が経てば決まってくる。その結果が 今のおじさん自身がそうだと気付くので、戦後すぐの菊池章子の「星の流れに」じゃ無いけれど「こんな男に 誰がした」が思い浮かぶ。
会社なんぞ設立して 今までの暮らしを変えようとすれば・・始める時には 奥さんの説得で力の半分以上を持って行かれる。おじさんは何とか65歳まで会社を維持したが・・大半は5年も持たないことを知っていれば・・奥さんの反対する理由もわかる。ちなみに奥さんは結婚当時は会計事務所に勤めていたので・・分かっていたとは思う。
どう毎月一定以上の金を稼ぐか?稼げない期間・時をどう凌(しのぐ)のか?子供の成長も考えながら対策を決めるなど、方針を決めるのは既婚者であれば関門になる。
現在おじさんの知人の息子が実家暮らし、未婚で(奥さん子供なし)実家に金も入れず 我が身一つで何とかなっていると・・親である知人から聞いている。知人は64歳 地方公務員退職者 脱サラして独立した息子も32歳。18歳から働いたのでそれなりには貯めていると思っている。その為 これから5年ほどは問題なく過ぎると想定している。
会社を作って経営して来たおじさんの判断では、息子が自力で稼ぎ 家に金を入れるようになり、嫁を貰ってからが本番であると考えている。もちろん知人などにはそんなことは伝えない。知らない方が夢があり楽しいが・・心労も出来る。まだ先のことと思う。
また 町内に県内に8店舗ほどのうどん屋チェーンをやっている知り合いがいる。彼の父は郵便局に勤めていたが、ご近所の方によれば退職金を息子の事業に突っ込んだとのことである。開業してからまだ10年にならないので、先のことは分からない。駐車場にBMWとレクサスが並んでいたので・・引っ掛かる。
付け足しであるが・・おじさんの父はパン屋を始めて10年未満で体を壊し、転業したことを教えられているので 子供の頃「利益率の高い小麦粉商売」の厳しさを教えられた。今と違い機械化してないので肉体労働が厳しく、体を壊すあるいは歳を取れば・・と考えていたようである。現在はエアコンで発酵温度管理も楽になり、力仕事も機械が引き受ける。そして冷凍パン技術も発展しているので事情が変わってきている。時代が変われば・・と言うことは多い。それでも 肉体的に厳しい労働が予想されることを職業選択する際は、よく考えて選択すべきとの教えは覚えている。
ソクラテス
人生に悩んでいる人へは ソクラテスの名言「ともかく結婚しなさい。良妻を得れば、幸せになれる。悪妻を得れば、哲学者になれる」を送りたい。
英語では
By all means, marry. If you get a good wife, you’ll become happy; if you get a bad one, you’ll become a philosopher.
となる。物事には相反する面があり、どう捉えるかで変わってしまう。クスリが毒になり 変じれば 病気に効くのとよく似ている。どこかで折り合いを付けれる点・レべルがあるのが常である。放射線なども同様に被ばくしても一定以下であれば問題が無い。
物事には 単純に恐れる前に、死なない限り 確認・体感などした方が良いことも多い。
知りませんでしたは 減らした方が良い
また最後に 悪いことは 心霊現象同様「祟りじゃ!」の如くすれば 悪いことはそっちとして 心を少し軽く出来る。奥さんも悪妻としておけば・・・世の中にはよくある話である。
万事ご縁とは 割り切りと諦めと知人からはよく聞いているので、それなりに頑張れば何とかなるのがこの世である。仕事と結婚 どんな人がパートナーになるか?自営業者にとっては一つの関門である。