アンケートでロート製薬が出した『妊活白書2023』を読んだが、「子どもが欲しいかどうか」という質問に対し、「現在子どもを欲しいと思っていないし、将来も欲しいとは思わない」と回答した若年未婚男女は、全体の55.2%。男女別に見ると、男性では59.0%、女性では51.1%となり、男女ともに半数を超えていました。そりゃ 環境・経済情勢と将来の世界あるいは未成年者の事件などを見ていれば・・子供はいらないと思うのも幾らか理解できる。でもそこまで言い切れるのか?自分の好きなパートナーとの子供が欲しくないとは?余程刹那(せつな)的・打算的に生きて来たのか? おじさんには 夢なく生きて来たの?変な育ち方したの?としか思えない。人間は明日を信じて生きる動物と思っている。
しかし「将来考えが変わったとき子どもを授かれるよう、妊娠できる身体の状態を維持しておきたい」と答えたのは、男女合わせると約5人に1人。妊娠について年齢的な制約が大きい女性においては、約4人に1人と割合が増えます。この結果から、将来子どもを持つ可能性は残して未来の選択肢を広げたいとしている。やはり人は割り切れないものと思うし、それでよいとも思う。
肉体は年齢と共に衰えていきます。妊娠だって同じようなものです。絵に描いたというか予定通りにはならない。やはり 授かりものと言うのがピッタリしている。
言い方は残酷ですが 女性が幾分劣化した卵子を受精後 老化した子宮に戻しても・・無事育つ可能性は低い。男性の精子も歳がいけば 精子の変形・遺伝情報の落ちなどが発生しており同様です。最近読んだ記事では 子供に発達障害などが出やすいとのことも読んだので、やはり親になるのも若いうちかと思った。
以前 子供のいない同級生夫婦の一人のから、「俺が亡くなった後が不安」との話などを聞いた事がある。まあ人は夢も後悔もありながら、希望を持って生きるものと思ってますが・・色々考えます。そして 老いることが彼に少し変化を与えたかなと思っています。誰もが一人で生きて行けるかとの疑問が芽生えるものです。何処かに「骨を拾てくれる人がいる」というのは心にとって大事な事と思います。このような感性が変わることは 頭の片隅に置いておくことをお知らせする。
おじさん確実に幸せになろうと 結婚を遅らせるのは負の作用が大きいと思っています。慎重すぎるのも問題と思っています。若くして結婚して後悔するか?歳とって結婚して後悔するか?若くして結婚して後悔するのが正解のようです。やり直す時間も出来ますし、子供が出来た場合も 子供の障害などが少ないということもあるようです。どっちにしろ人に迷惑を掛けない・傷付けないなどは 所詮無理なこととです。
どうせ後悔するなら・・若いうちが良い。
やってみなけりゃ分からない
若い頃 人がどう変化していくことが分からないため、その場その時点で判断している。「男子三日会わざれば、刮目して見よ」との言葉がある。人は変わるものであることを忘れてはいけない。
おじさん散歩中に30数年ぶりにあった女性がいたのだが、ご主人はおもちゃ屋さんの2代目として結婚当時は絵に描いたような幸せ者で・・幸せいっぱいのようであった。人もうらやむという言葉がぴったりであった。それから30年 商店街は寂れ 郊外型の店舗に変わっていった。現在では おじさん同様自営を止めた 只のおっちゃんとおばちゃんである。国民年金だけの受給であるため、清掃などのアルバイトをしている・・糖尿高血圧など健康不安があるとのこと 皆同じようなものである。
時代の流れは人を押し流し、影響を及ぼす。誰も単純に未来は分からない。若い時代は先の見えぬまま決断しないといけないことが多い。結婚したが 浮気ものであることもあるだろうなど こんなはずじゃなかったということは男女ともにある。家を建てたが転勤の辞令が出た。ローンの最中に大病で支払いが困難など 予定通り順風満帆とはいかないことが多い。
人が出来ることは、健康維持のためバランスの良い食事をして、大酒を避け 体を動かし体調・健康を整える。毎日規則正しく暮らすよう務める。制度の変更、社会の変革などに対応できるように日々情報を入れ、歩いている道を確かめる。色々な社会・会社などでの変革に即応しないといけない。基本には時代・風潮などに流されない工夫がないといけない。
結婚してパートナーが努力の人なら、波に乗れる人なら良いが・・こればっかりは結婚しないと分からない。人間やってみなけりゃ分からないのが実際である。今はダメでも変わると言うこともある。やれることはやって・・そこからは 運不運・才能と思っている。
そんな訳で 判断を遅らせるなどしても・・結果は大差はないと思っている。歳相応に覚悟してやってみることである。その為 おじさんは子供から結婚したいと言われて、「どうぞ!どうぞ!」と反対しなかった。本人達が幸せであると感じてればそれでよい。明日のことは誰にも分らない以上 子供がお互いに幸せになれると納得・確信したことを見守りたい。