中国と言う国は 勝手気まま、場当たり的に物事を進めて来るので呆れている。

処理水放出について説明されていないと愚図っているようだが、これは「なぜ 中国に挨拶しに来ない」と言っていることだとおじさんは思っている。日本が習近平の前で平伏して 頼み込んだ態(てい)を作りたいのだと思っている。ヤクザの世界じゃあるまいに・・アホか!と言うしかない状況である。

約2年間 日本は先の広島開催のG7などで多くの首脳に説明しているが、中国には安倍首相以来首脳による中国訪問はしていない。外務省による伝達に留まっている。

中国は中華思想の国 南シナ海の領有は朝貢貿易を挙げるような近代史について音痴過ぎな国である。不動産バブルと集中的大量工業生産による市場独占などで俄かにお大尽になったのが・・つまずく考えの元である。下手に付き合って 日本が近代国家として筋を通してきたことを曲げると、逆に今まで付き合ってきたヨーロッパ諸外国との誤解を招く。今も帝国主義的に振舞う中国とは真面に付き合うのも どうか?と思う。

マウント取りたいジャイアンとは付き合わないのが良い。こんな時にヨイショしに行くようではスネ夫以下である。こんな記事を伝える出所が時事通信社と分かれば後の処置は決まってしまう。

記事も幾つか読んだが 言っているのは、中国エライ!が基本の 中国大使館と東大の中国人准教授からなので大したことは言っていない。おじさんは 日本の明治から昭和初期までの国威高揚時代の日本での国民運動・新聞報道などと同様と考えると理解出来る。それ故 批判はしないが「あほ!」とは言っておく。

IAEA

国際原子力機関つまりIAEAは、原子力分野での協力を進める世界の中心的機関である。核兵器の拡散を防ぎ、すべての国、とくに開発途上国が原子力科学と技術を平和目的に、安全に、安心して利用できるようにする。また、原子力の安全を強化するためのグローバルなプラットフォームとなる。

現場検証を行い、核物質が平和利用の目的から転用されないように監視・検証する。IAEAはその知識や専門知識を168加盟国へ提供し、それによって加盟国がエネルギーへのアクセスをさらに容易にし、人間の健康を改善し、食糧を増産し、きれいな水を容易に入手し、環境を保護できるように支援している。本部はオーストリアのウィーンにある。

IAEAは、国連の後援のもとに、1957年に自治機関として設立されている。IAEAは国際機関であり、中国も参加国として分担金を日本より多く、理事会にも人を出している。つまり第3者的立場を認めている。そこが認めたことを ちゃぶ台返しするとは・・呆れてしまう。

日本は IAEAに水質・放流方法を確認して貰った上に、現在はその状況を監視して貰っている。そんな事例に文句をつけることは・・科学的でもないどころか我儘・独善的である。こんなやつとは早々に付き合いを休止しておくに限る。

昨日には中国がIAEAにお鉢を向けたような記事が出て来た。中国外務省の毛寧副報道局長は12日の記者会見で、福島第1原発から海洋放出された処理水に関するIAEAの監視について、「加盟国の十分な討論を経ておらず、国際性と独立性に欠ける」と批判した。韓正副主席もニューヨークで同じラインで話をしている。

日本がキッチリ撥ねつけるので、どうにか持って行き場を作ろうとして出てきたことと思っている。また 日本国民の批判に応え同調したと書いている別記事もあるので、日本のどなたが中国に代弁を頼んだのか問いただしたい。勝手に言ってれば内政干渉である。ホント 恥を知らない中国外務省・首脳である。

日本が真っ向から向かったので、従来は落としどころを日本が設けたり、折れてくれてたのがなくなった。いつも通りと高をくくって 日本批判に国民を誘導したのが仇になりだしたと見える。自分のしでかした不始末は 自分で納めなければならないのが当たり前である。

今回 日本はいつも通りの「のび太」にならず・・「出木杉君」である。日本はこのまま約束した通り、管理しながら処理水を流すだけである。