台風7号が徐々に関西方面に向かい、紀伊水道・淡路島・神戸を通過して日本海に抜けるルートで通過した。被害が尾鷲などは進行方向の右側なので被害も理解できるが、今回の台風は返す刀と言うように 鳥取地域に大雨をもたらし大きな被害を及ぼしている。
台風一過後の為か、少し雲が多く 本日は強い日差しが弱いのが幸いである。しかし気温と湿度はそれなりであるので厳しいことに代わりいないが、「まし」と言うことである。
昨日はお盆期間中に関わらず、不燃・粗大ごみなどの収集があった。月曜日 朝一から立ち合いに立った。スプレー缶などが穴をあけられず多く捨てられているので、チェック・穴明作業となる。
何度か立ち会ううちにスプレー缶を袋に入れ、穴が明いてないからと80歳台の方が持ってこられることも多い。穴をあける行為自体が無理と伝えられる。ばあ様の生活を見ていて理解できる。これからますます高齢化が進んでいく。現在の自治会のボランティアとして 市などがおんぶする時代は長く続かないと思える。回収システム・販売商品の非スプレー製品化への誘導など考えないといけない時代と思っている。
お互いが助け合うのが自治会と言う名の組織である。そんな原則を分かって持参していただける方もいれば、立ち合いのない時間帯に 穴もあけずに収集箱に黙って入れる方もいる。千差万別 人の評価は 無責任あるいは責任ある行動をキッチリとれるか否かである。先ずは自分のした行為で引き起こされる事故などを防げるかどうかである。
黙って穴あけしてないスプレー缶を出すなら、穴は明けていない旨を袋に記載するだけで、自治会当番がチェックする手間はなくなる。また器具の都合なのか?小さい穴でしか明けられてないことが多く、穴明器具メーカーには大きな穴が明くように、確認しやすい様に改良していただきたい。
メーカー
殺虫剤・ガス缶などは エッジがあり比較的穴明器具の掛かりが良いため、穴明けるのに問題はない。問題になるのは化粧品・毛染めなどの絞り加工したアルミ容器である。多くの場合明けられていないことが多い。無理に明けようとすれば穴明用ハンマーで明けるのだが、足で踏みつけも 容器自体が滑って上手く穴の明かない場合もある。もう少し底面を大きくするようなことが出来ないのか?穴明器具のセットが出来る形状に出来ないのか?と容器自体に疑問が湧いて来る。
高齢化が進み 自治会などボランティアが手伝うのを止めた時には、行政に穴明の手間がかかるようになる。そこまでいかないとメーカーへは解決策は求められないのかもしれない。