年末の寒波で全世界でEVに対する評価はまだら模様となったと思う。気温低下とともにバッテリーの性能低下が起き、充電が倍以上 走行距離が半分となればおっかなくなり使えない。北国で走行不能となれば「死」が見えて来る。EVが先進的と思わせる世論を作ったのは、ハイブリッドを創れなかった欧米諸国のメーカーのキャンペーンの為である。

現在の流れは 欧米は既存エンジンの燃料噴射系統改修とNOX還元等でトヨタがブレークスルーした水素エンジンに向かうか、空気中の二酸化炭素と水素で作る人工ガソリン(E―FUEL)の開発に向かうと予想している。都市間以外の郊外までなど短距離はEVなどを多用する。いわゆる 動力システムの違う車の住みわけに向かうと予想している。

また以前 知人のアイミーブのバッテリー性能劣化に伴い、初期100kmの航続が70kmとなりエアコン稼働して隣町に行くのでさえ危ういと 使っていないことを書いた。現在のリチウム電池もスマホで分かるが約2年目を迎えると劣化が目立つようになる。自動車用バッテリーも同じである。

既存のリチウムバッテリーの経年劣化・発火は押さえようがない。また車載位置が重量配分を良くするため自動車下面としている。この設計は車両バランス上は良いが、車両下面に対する衝撃を受けやすいので、事故などの際は不安な要素(火災)が増大する。

トヨタのハイブリッド車両などでニッカド電池の改良型を使うのも、バッテリー劣化と衝撃による火災などを考えてのことと思っている。

奥さんの車が使用12年を超えたのでどうするか考えている。奥さんの年間走行は3000km以下の為 走行距離的には買い替えの必要には疑問が湧く。もうしばらく使うとすれば、奥さんの車入替時期はEV普及時期に重なると思いまとめた。

奥さんは 後10年はクルマに乗ると言っていたので、奥さんが車を買い替える際は 子供は相談に乗ってやることをお願いしたい。

EV

現状でリチウム電池の溶剤対策が解決しないと、経年変化・事故時の発火の恐れは消えない。その解決策が個体電池開発である。従ってこの問題などを日本自動車メーカーがクリア出来ないと出してこないことは想像できる。また電気自動車はバッテリーが重いので車両重量は大きくなり、実際の省エネルギー性は下がる。またタイヤなども耐荷重の大きいものを使用しないといけないので、コストアップにもなる。多元方程式を解いているのがEVの現状である。

従って一般人が購入そして車両交換する際は、バッテリ寿命もあり リセールバリューが大幅に低下するのを考慮すべきと思う。このことは現状でも 日産の電気自動車などの中古価格を見れば理解できる。

従ってEVに変更する際はやはり「サブスク」がキーワードとなる。まあ自動車メーカーもバッテリー回収などSDGsに乗り出す都合上、売り方が変わると予想している。

自動運転

安全な車がどうこう奥さんは言っているが・・CMに踊らされるパターンそのものである。現在 自動運転はレベル2までで 運転のアシストはするが、最後は人の判断としている。

おじさんの友人がホンダに在籍 研究していたが、自動運転で 逆光の坂道などに悩んでいる話を聞いた・・それから約10年以上経つが進捗していないようである。体験的にも ばあ様を連れ帰ったあとバイトに行く際は、もろに沈む太陽を見ながらの運転になり 人間でも怖いと感じる。コンピュターも人も画像処理では似たようなものである。

その為 車のセンサー類だけでは対応できず、社会インフラのように死角を減らして安全確認などさせる設備・機能を道路に設置する必要がある。手放し運転を宣伝するのも 高速道路などでは飛び出しなどがないからで・・これ以上の説明不用と思い省略。

自動運転社会には更に道路設備に投資が必要となる。長距離走行EVも同じようなものである。

キムタクと松たかこ コンビの高速手放し運転で踊らされる消費者ではどうにもならない。奥さんを説得するにしても、用語から説明しないといけない。長くなるので諦めている。奥さんは体験しないと分からないタイプであるので半ば諦めている。それに買う気があれば「試乗に行って体験すること」が大事と思うが・・そいうこともしない。まあ 分からず騒ぐ・・阿Q正伝的生き方である。だが そんな人々が大半であるのは分かっているので 奥さんへの批判もしない。

それで益々・・まあいいか!と日々を過ごす。おじさんやっぱり 小市民。

投稿者

おじさん

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