祭りが近づいて来たので、そろそろ庭木の剪定と言うか?道路に飛び出た部分の枝切りをしないといけない。コロナで数年 太鼓台などを出していないが、今年は開催しそうなので準備がいるようである。

太鼓台新調時には新調委員会の役員であったので、色々お手伝いさせていただいた。その後は年齢とともに引退させて頂いたのだが、思い入れはある。

子供には勝手にすれば良いと思い、会への顔出しは遠慮した。おじさん自身が父から引き継いだ時と同様である。子供が自分で対人関係を作ることを期待した。

親がいつまでもしゃしゃり出ては・・・子供の成長の邪魔であると思っている。子供は子供で顔と信用を作っていくべきと思っている。

お金

20年近く経つので話すのだが、どうしても新調の最終支払日 支払金額に数百万円足りないと分かり 役員会に報告したが、真っ当な回答は得られなかった。おじさんの懐から一時的に出すことも考えた。積み立てされている方もいたので・・最終的には支払金額以上が集まるが・・支払い期日には間に合わない。ジレンマである。

なお 余談になるが・・会社などを運営すればすぐ分かるのだが・・必要な時に手元にお金がない場合に、会社はしばしば潰れる。その為 社内に利益を留保するのは当然であり、社員に給与としてケチって支払うのも理解できる。

自治会内に大口を予定する会社経営する社長の方はいたのだが、息子さんからはそれなりの寄付を頂けることになっていた。個人的に親にムリを言えないか?それぞれに相談したが ダメであった。

逆に 二人の社長さんは父とよく遊んで仲良くしていたので、子供の頃から挨拶などする以上に知っていた。そこでおじさんが単独で社長さん達に面会を求め話を聞いた。

結論は 両家での負担の均衡を取ればよいこと そして寄付金額を一部調整することなどを求められた。両家が横目でお互いを意識し過ぎて、動けなくなっていたのが原因であった。

子供にも話さないことを、おじさんを信用して話して頂いたことを感謝した。人間誰もが 横あるいは世間を見ながら、躊躇していることは多い。

おじさんは 費用全体を見ていたので、その場で快諾して翌朝には現金を受領した。その夜 「役員会では言えないこともあるが・・」と断り、二人から集金したことを伝えて、会長に形でもと 挨拶に行ってもらった。その際 息子さんまでが「エーー」と言っているのを聞いた。

そんな経過から 表向きの金額とリストそして実際の金額とリストは別管理して、今日に至っている。

おじさんが 子供に言いたいことは、信用は自分の力で築けということである。陰日向作ることなく正直・誠実に生きるのが その第一歩である。

なお この件に関連した両家の社長と息子さんは亡くなってる。現在その方達の孫が当主である。

最後に子供に伝えることは、威勢のいいおっさんで作る組織はついつい一杯で無責任になり易い。そんな組織で費用を集める会計責任者などするのは、それなりの覚悟が必要である。覚悟出来ない場合は役目など最初から引き受けないことである。

また大金とプライバシーが絡むことなので、口の堅さも要求される。損な役回りとは伝えておきます。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です