久々に可憐に咲いたスベリヒユの黄色い花を見る。雨が降る中 懸命に生きている姿と思われる。

ところが おじさん畑で見かければ、容赦なく抜き去る。畑などは施肥され、雑草には栄養過多状態なので 途轍もないスピードで大きく蔓延る。人間 シーンによって一気に取り扱い方が異なる。ゲンキンなものである。

あれこれ

スベリヒユ(滑莧、滑り莧、学名: Portulaca oleracea)は、スベリヒユ科スベリヒユ属の一年生植物。

和名スベリヒユの「スベリ」の語源は諸説あり、葉っぱや茎にツルツル滑るような光沢があることに由来するという説や、茎や葉を食べるときに、茹でた際に出るぬめりに由来するという説がある。地方によっては、トンボグサ、チギリグサとも呼ばれる。

日本全土で見られ、乾燥耐性があり、畑や路傍、空き地など日当たりの良い所に自然に生える。家庭菜園では畑作の害草として知られ、全般的に執拗な雑草として嫌われる傾向にあるが、地域によっては食料として畑作もされており、栄養の豊富なスーパーフードともされる。

雑草として引き抜いて置いても、茎葉はしおれず、容易には枯れない強さがある。

よく似た毒草にコニシキソウ(トウダイグサ科)茎が赤く、放射状に伸びるのはスベリヒユと同じであるが、茎が細く、葉の中央に斑点があることが多く、ちぎるとトウダイグサ科特有の白い乳液が出てくる。雑草食にチャレンジしても、誤食には注意したい。

お浸し

サラリーマン時代 会津に行った際、鯉料理とスベリヒユをお浸しにしたものをゴチになった。少しぬめりがあり、多肉質の葉の食感もよくて美味しい。

作り方を調べると 材料は・5cmくらいにカットしたスベリヒユ・めんつゆ・かつお節で作れるらしい。普段料理しないので・・・適当簡単に書けば、沸騰したお湯で1分ほど茹でる。冷水で締めて、水切り後 めんつゆかけて鰹節で出来上がりのようである。

投稿者

おじさん

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