先日乗り換えた車のエンジン停止の際、パーキングに入れずエンジンを切った。エンジン停止後はパーキングに入れて置いた。1時間後 出かけようとエンジンスタートしたが、エンジンスタート出来なくなっていた。シフトレバーもロックされており、エンジン停止作業にまでシーケンスを絡めているのか?と驚いた。

エンジンスタートなら理解できるが エンジン停止操作くらい・・・と思いつつ取扱説明書を参考にして、リセット操作を試みた。無事リセット出来 エンジンスタート出来たが、冗談だろうと思わずにはいられなかった。

この操作中「しばらく」と言うのがどうもキーワードのようで・・ボタン操作ポチリと瞬間で終わると思っていたが・・短時間続けて押していないといけないようで・・ポチリが押し足りなく失敗した時に原因が解らずトラブルの元である。分からぬまま エンジンスタート不能で整備場へのレッカー移動、調査と高額工賃が多発が予想される。

しばらく前に高級車盗難を取り上げた報道を見たが、バンパーを剥ぐって装置を取りつけ、イモビなど警報遮断をする犯人と実際に車に乗り込み持ち去る犯人が2人に分かれ タイミングをずらしているのはなぜだろうと疑問が湧いていた。リセット操作に時間を要する要素があるのが原因かもと思い出した。なお 素人考えのため ことの真偽は定かではないとお断りしておく。

イモビライザー

イモビライザー(Immobilizer 以下イモビと略します))の付いた車だからと言うことではないようには思った。今までイモビの付いた車両にも乗っていたので、今回の車で発生した初めての体験である。イモビがどこまで管理しているのかは知らないが・・もう少しリセットする手順を簡略化すべきである。

メーカーに言いたいことであるが、折角イモビキーには実キーが格納されているので、実キー操作すればリセットするなどしてほしい。案内手順で操作は面倒である。人も羨む高級車であれば、多少のことをしても盗まれる。貧乏人にとってはあまり意味のあることに思えない。

イモビキーの電池切れも考えたが・・相当離れたところからドアロックなどが出来るので今回は問題ない様である。なお取扱説明書の受け売りであるが、電池キレの場合はメーカーのマークをスタートスイッチに押し付ける「水戸黄門の印籠式スタート」が常識のようである。

ヒューズ

今回のリセット操作を通じて、車は冗長性が大きく下がって来ているように思った。電装品を弄っていて、下手に短絡してヒューズが飛べば えらい騒ぎになることが予想できる。車屋さんでさえ躊躇してしまうケースが出て来ると思う。素人の車いじりがしにくい時代とも言える。

プロでも保険掛けておかないと、原因特定に時間が掛かり過ぎ 泣くことも想定できる。

原因特定のためパソコン等の接続口を設ければ、セキュリティに穴を開けることになり、盗難対策も出来なくなる。

旧車に乗れば弄れて楽しいが、部品と税金に泣く。新車に乗れば弄る費用が高く、トラブルが怖い。段々 そんなことが分かって、おじさんのような貧乏人は 安い車で十分と思えるようになっている。

今回乗り出したポルテ 軽自動車と大差ない車体で 排気量は倍以上。これで車高が低く、CVT(無段変速機)オートマがマニュアル機能付きならおじさん好みでとなるが・・まあ年寄り車!贅沢は言えない。そういえば 昔のポルシェは軽自動車に2リッターターボを乗せていた様なものだったと思い出す。遅くないのがあたり前田のクラッカー!と最後に「お生」をかまして締めくくる。