北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行 あるいは中国に対して各国が取っている今の対応は、まさに第二次世界大戦前にヒトラーの要求を少しずつ受け入れて行った時とよく似ている。

ミュンヘン会談へ至るまでの過程と、今の極東アジア情勢はよく似ている。

当時、ドイツの行動に対して「平和を守る」という名目で 譲歩に譲歩を重ねて行き、それが結果的にヒトラーをますます増長させてしまって第二次世界大戦へと繋がった。宥和政策という歴史に残る大失敗をしてしまった。

そんな歴史的事実が多くの方の歴史的見解として伝わっているので 北朝鮮・中国の希望するコースとはならない。最近は台湾問題も出て来ているのでさらに複雑化しそうである。

国連

国連が常任理事国の拒否権で簡単に覆されるので、組織的に硬直している。

おじさん常任理事国が拒否権を行使した場合は、総会を開き過半数の同意をえれば、常任理事国の議決を否定できるることを決めるべきではないかと思っている。常任理事国が自らの思惑で、世界平和を妨げる行動はしてはならないと考える。

全ての国が平等であるのが原則である。しかし中国という国は悪質である。一帯一路の名のもとに資金を貸し付け、後進国をがんじがらめに縛る付ける。国連の議決さえ後進国の締め付けをしている様である。先日国連での中国の関係した決議案に賛成した国々のリストアップ記事を見てそう思った。

今も台湾についてやっていることが報道されている。最近はヤクザな国と思っているので、品の無いのは当たり前と思うことにした。中国外務省の談話に出る「一線を越えるな」などはそのまま主語を変えてお返ししたいと思う。現在は国会議員である安倍元首相の発言に「頭を割られる」と外交スポークスマンが発言するようでは・・・どうしようもない国になってきた。

江戸時代の女性を色街に売りつけることを生業にした女衒同様に後進国を傷めつけている。正直中国は品の良い国ではない。そんな原資となっている中国への貸付金関係は締め付けた方が良い。返済に窮した時は個人企業のしたことと責任は風に巻いて逃げる気配である。

このままでは 戦前の国際連盟と同じ失敗をしてしまうようにも思える。

国により普遍的価値観、人権に対する考えは違う。しかし各国の主権を尊重するあまり、「歴史は繰り返す」という言葉が、脳裏をよぎる。

独裁者

金正恩もヒトラーもどちらも独裁者です。異論はあるかと思いますが、習近平とプーチンも同様に独裁者と思います。

独裁者に対して対話など通じるはずもなく、また独裁者は約束を守る気など全く持っていせん。さらに言えば 北朝鮮も韓国も同じ朝鮮民族であり、これまでの両者の所業を見る限り、北も南も約束を守るという概念がありません。金正恩は 二重に約束など守るはずもない人物と思っています。

そんな相手に対話で解決しようなんて言うのは、まさに第二次世界大戦前夜のイギリスのチェンバレン首相と同じ過ちをすることになります。

ミサイルと核を持った北朝鮮との対話は、一方的な譲歩を迫られるだけのものになります。この流れは、歴史が示しています。国民の生活よりミサイル・軍事力を選んだ国は行き着く先が知れています。

そんな国を助ける常任理事国も同罪と思います。価値観・判断基準などが我々とはズレています。

テニス選手の 党幹部との醜聞の一言で、国が個人を世間から隠すなど、人権がある国とは思えません。自国外で外国人記者にインタビューもさせず、動画公開のみなど基準以下です。

彼らとは距離を置くべきかと思います。またおじさんそんな監視社会の中で自らが幸せと感じる何億人もの人々・・・洗脳され過ぎというか・・・慣れと言うか判断レベルの低さを恐ろしく感じます。思わず小説などで呼んだ戦前日本での「政治体制」「特高警察」が浮かびました。

中国 「金でどうでもなる」と覚えたことが、不幸の始まりと思います。まあ素地もあったかとも思いますが、少し間違えれば誰でもそうなることが多いので、仕方ない奴!と見ています。

人を騙すより騙される人間が おじさんは好きです。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です