給料を人間の評価とするようなことを言っているYOUTUBERの映像を見た。38歳らしく 今までバカな人生を歩いた結果なのかと思わずにはいられなかった。おじさん給料の金額が人間の評価と思っていない。只の仕事での対価あるいは成果物の対価と思っている。

人間の評価は全人的なものであり、仕事により左右されるのは経済的側面だけである。例えば、シャカ(仏陀)の如く 人の生きる哲学を求め生きている方が、求め問うことだろうか?目的の前では 対価などどうでも良いことである。

おじさんは俗物なのでお金など不要とは言わないが、生きていくのに十分であれば問題ないと思っている。金あるいは給料の額が人間を決めると一元的に考えるようなら、人の多様性は維持できない。

皆さんもご存じの通りお金は寂しがり屋なので、一か所に集まり易い。従って多くの人は持てないので、劣等感などマイナス思考を起こしやすくなる。しかし普通の人間ならその辺りについて考え、お金より大事なものに気が付き、考え成長・補正していく。

YOUTUBER の彼は 友人など周囲の人間に恵まれなかったのか?自我が強すぎたのか?などと思うが正解は判らない。

銭が仇の世の中

おじさんは以前 「趣味と仕事は違う」と書いた。 銭が仇の世の中 ではこの辺りの分別が付いてないとおかしなことになる。

友人でパソコン好きでパソコン屋になったのがいたが、ジョブズの如くマシンを開発する力もなく、使って遊ぶとかはするがソフトを開発することもしないタイプであった。従ってパソコンを販売するあるいは 故障などを修理するなどで生計を立てていた。

パソコンの黎明期でもあり、店舗はそれなりに運営できていた。転機となったのはパソコンの価格がそれなりになり、客の多くはハイエンドモデルまでアップしていくことも無くなった。ソフトもMSのオフィスなどでそれなりに皆さんが使い、ネットにて安価に部品あるいは商品を手にするようになった。そうなると価格勝負だけの形になり店舗の売り上げは激落ちとなった。

同じところに止まれば、ご飯を食べられなくなる可能性が高くなる。常に変化に対応して仕事をしないと厳しい。お客のニーズに合わせて行かないと商売出来なくなる。

その後 それなりの大きな町に住んでいたので、彼はネット接続等のサービスをメインに据え一人で再スタートした。現在もエンドユーザーに寄り添い、助けるような仕事あるいは相談・修理で仕事を得ている。直接的仕入れも無く、知識・スキルの仕事なので、経費も掛からずそれなりにやっている様である。客の要望に合わせて変わったのである。

話して最も背中を押してくれたのは 子育ての終わりだったようである。夫婦2人の生活となったことも原因となったようである。稼ぎを気にすることなく今では「 趣味と仕事は同じ」となったようである。

給料の額は 家族・家庭生活での比重が大きく左右していくものである。

「趣味と仕事は違う」は先進的開発などの場合には 別と言う事も理解して置かれたい。極端に言えば ある種の野望を持ってアホになれるなら、制限することもない。 言い換えれば 「おたく」になるも良いが、範囲が限定され過ぎ全体が見えなくなる「おたく」ではダメと言うことである。

例えば 海を見て広さを知るのは誰にもできるが、深さまで関心が及ぶものは少ないということである。創造の翼を広げられない方は 「趣味と仕事は違う」 と思った方が、勘違い・間違いを起こさない。

会話

おじさんがこの記事を書く「きっかけ」は伝えることが大事と思うからである。今回最初に書いたYOUTUBERの如き仕事観などは子供に持ってもらいたくもない。人は互いに支え生きていることを自覚してほしいと思っている。その為 子供には経験・体験したことを伝えて行ければと思っている。

孫が生まれ子供を育て出したので、幾分体験し理解してくれるようになったと思う。それ故 おじさんが 父から聞いた「お金よりも手間を子供にかけないといけません」を改めて伝えます。

お互い面と向かっては 木っ端恥ずかしいくて 話せませんが・・・文章なら何とか伝えられるように思ってブログを始めました。 書き出して1年以上経過したが・・まだまだ筆を置く気はありません。

逆に もっと年取って書けなくなれば・・と思い、毎日報告がてらに綴っています。

時代が変わっても伝えておけば、取捨選択できることは多いと信じています。 ジジイが書いたもの、ネットの主流でもなし、当然 無理に人に合わせることもなし。好きなことを書かせていただいてます。

最後に 子供以外にもアクセス頂いているようで、諸兄のご参考になりましたらと思いつつ、駄文に付き合っていただき感謝しております。

ほな! また明日。

投稿者

おじさん

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