午後から突然 空が雲に覆われた。これは積乱雲か大荒れになるかと思ったが、吹き渡る風は生ぬるい。天気予報を確認してもこのままが夕方まで続くようである。予想気温33℃まで上がらず30℃で止まっている。普段の行いが良いせいか 有難いお天気である。

途端にチャンスとばかりいつもの日陰ルートをズレて、寄り道を始める。途端にオオケタデに当たった。この花子供の頃婆さんが薬草と教えてくれた草花である。

民間療法なので正解か不正解は不明であるが、生葉が外用した。毒虫にさされた時に、必要に応じて柔らかい生葉を採取して、水洗いして揉んで汁をなすりつけると痛みが止まるといわれている。ウルシにかぶれたときも同様らしい。へびのマムシの毒をという話があるが これは完全な眉唾の過ぎた信仰と思う。

あれこれ

オオケタデ(大毛蓼、学名:Persicaria orientalis)は、ナデシコ目タデ科イヌタデ属の一年生草本。別名でオオベニタデ(大紅蓼)、ベニバナオオケタデ(紅花大毛蓼)ともよばれている。

和名オオケタデの名は、他のイヌタデ属(タデ)の植物に比べて大型で、草全体に細かい毛が密生していることに由来する。

インド、マレーシア、中国など熱帯アジア・東南アジアの原産。インド、ヒマラヤ、中国、朝鮮半島、フィリピン、インドネシアなどに分布する。日本へは観賞用として江戸時代にアジアから渡来し、栽培されている。現在では野生化して北海道から沖縄まで分布し、河原や道端、空き地、土手、野原、荒れ地などに生えている。

投稿者

おじさん

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