家庭菜園のキュウリの花が咲き、一方ではそろそろ食べごろになって来た。夕食時 ばあ様が奥さんに明日には食べられると話している。キュウリ目を離し収穫が遅れると超巨大となる。毎年 ばあ様&奥さんは見落として超巨大なキュウリを料理しようと工夫している。貧乏な一家の夏の風景である。

また最近は「キュウリのQちゃん」モドキを作るので巨大化する直前で避けられている様である。これからキュウリが食卓に上がる日々がやって来る。

あれこれ

キュウリ

キュウリ(胡瓜、Cucumis sativus L.)とはウリ科キュウリ属のつる性一年草。その果実を指し 野菜の一種として食用にされる。果実成分の95%程度が水分とされ、歯応えのある食感とすっきりとした味わいがある。水分を多く含むことから暑い季節・地域では水分補給用としている。

かつては、熟した実も食用とされたが、甘みが薄いためにあまり好まれず、現在では未熟な実を食用とするようになった。インド北部、ヒマラヤ山麓原産。日本では平安時代から栽培され、大正時代以降によく利用されるようになった。

和名キュウリの呼称は、漢字で「黄瓜」(きうり)と書かれ、熟した実が黄色くなることに由来する。「胡瓜」の中国音(胡語)「クークワ」が日本人には発音しにくかったため、瓜を日本での読み「ウリ」と発音し、「クーウリ」から「キュウリ」となったものと考えられている。英語名は common cucumber 、フランス語は concombre 、イタリア語は cetriolo である。

果実色は濃緑が一般的だが、淡緑や白のものもある。果実の表面に白い粉が吹いたようにも見えるろう状の物質はブルームで、水分の蒸発を防ぎ、果実の皮を保護する役割がある。果実の表面にはイボがついているが、品種によってはイボがないものもある。

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