アップにしてみると コロナウイルスの角のような突起が付いた黄色く小さな花が集合している。春には葉の出る前に 花を付ける木が意外と多い。本日 黄色い花が咲いたのを確認して写真は撮ったが、昨年の秋の赤い実を付けたのは見ていない。秋には注意して見ないといけない。

そう言えば昨年末からいつ咲くかと待ち受けている花もあるので、明日の朝は遠回り散歩しないといけない。ささやかな楽しみ・・・小市民なおじさんである。

あれこれ

サンシュユ 03/05

サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)は、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつける。

山茱萸(サンシュユ)は漢名(中国植物名)で、この音読みが和名の由来である。日本での別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名である。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて、「アキサンゴ」とも呼ばれる。

中国浙江省及び朝鮮半島中・北部が原産といわれ、中国・朝鮮半島に分布する。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになった

花期は早春から春(3 – 5月)にかけ、若葉に先立って短枝の先に、4枚の苞葉に包まれた、花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めて散形花序につける。花径は4 – 5 mm。花弁は4個で反り返り、雄しべは4個。果期は秋。果実は核果(石果)で、長楕円形で紅熟し、グミの果実に似ている。味は甘く、酸味と渋みがある。

投稿者

おじさん

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