おじさんの住んでいるところは ミカンの産地であり、リンゴはほとんど見たことがない。
車で通りかかった際 葉がリンゴと思う木を見たので、バイク(自転車)で再訪した。
あった!
ニュートンのリンゴ
東京都文京区の小石川植物園に「ニュートンのリンゴの木」がある。
江戸時代には無料の医療施設「小石川養生所」があり、色々な薬草が育てられていた場所である。
ニュートンが万有引力を発見した1665年から300年を記念して、1964年(昭和39年)にイギリスからその苗木を譲り受けた。
羽田国際空港に到着した苗木は リンゴ特有の「高接病ウイルス」に感染していることが分かった。
病気や害虫の付いた植物は国内の植物保護のため 基本的に輸入が禁止されており、このような場合には焼却処分することになっていた。
しかし、ニュートンにちなむ貴重な文化遺産であったことから、特別に焼却処分を行なわず、小石川植物園で預かって隔離栽培された。
その後 ウイルスが汚染していないウイルスフリーのリンゴの接ぎ木を5本作ることに成功した。
日本国内への輸入が許可され、後 各地の学校や科学に関わる施設に接ぎ木に使う穂木で分譲され、今では日本の各地で育っている。
記事を検索して行くと 勝手に「孫」まで作られているようで・・・国内総数は不明らしい。
あれこれ
原産地 ヨーロッパ東南部およびアジア西部 バラ科リンゴ属の落葉高木樹 果樹,庭木であり 樹高は2~5m 収穫期 8月下旬~11月となる。
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選ぶ。
リンゴは「斑点落葉病」や「キンモンホソガ」など厄介な病害虫が多く、家庭では栽培しにくい果樹です。しかし、病害虫防除さえクリア出来れば楽しめるようです。
おじさんとしては美空ひばりと行きたいところですが、おじさんでも古いので・・・
椎名林檎。