草の名前は 正式には「エノコログサ」と言われる雑草であるが、おじさんなどは小さい頃から「猫じゃらし」と呼び親しんでいる。同じように 春の七草の一つ「ナズナ」を「ぺんぺん草」と呼んでいる。
正式名より通称で呼べばお互いに分かり合える植物も多い。
最近ボケて来たのか おじさん 先日 自治会会議で前会長を「みっちゃん」と呼び・・・本人と数人しか判らず・・・子供の頃からと言って場を収めた。
仕方ありません「三つ子の魂百まで」と言いますので 自分を甘やかす。
あれこれ
エノコログサ(狗尾草、学名:Setaria viridis)は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。
夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記する。
ネコジャラシ(猫じゃらし)の俗称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。逆に猫をじゃらす、草状のものを「お遊び草」と呼ぶようになった。
穀物のアワ(粟)の原種とされ、交雑もよくおこるので偶に大型化したものも見かける。
原産国は 全世界の温帯に分布するので不明。日本では 縄文時代前半まではなく、日本にはアワ作とともにアワの雑草として伝わったものと推測される。