子供の起業について話を聞いた。おじさんは 彼の考え方がまだ多くの部分で足りないと感じた。人を雇い入れ使うことは非常に難しい。

例えば一定の国家資格を持つものと限定すれば、人の募集をした際は 求人に応じる者は一定レベルが保たれる。そうでなければ求人に応じるものの身元・資格などがバラバラになる。また時間とともに 友人と言う名の特定グループを作ったり・関与するものが増えて行く。管理上は不都合なことが起きたりする。

おじさんが若い頃 住んでた町で、ブラブラ適当に生きたことがあった。その際 あるコーヒーチェーン店の店長が暴走族グループの元リーダー、その下で働いているのが 特攻隊のバイクに乗っていたことがあった。また時々来るアルバイトにもその系列が多かった。

ある時 店が臨時休業していた。後日聞いたところ一斉摘発で捕まっていたと分かった。冗談のようなホントの話である。なお 息子も同じ町に住んだことがあるので、店名を伝えたが判らなかった。確認したら、現在百貨店のテナント店に変わっていることが分かった。

時代は巡り変化している! 昔 楽しく過ごした思い出の町も ここ3年程訪ねたことが無い。

資格

子どもは資格者等を雇い入れ、営業を考えていたようである。もし社員に突然辞められた場合、残されたお客をどう捌くのかとの疑問が沸く。直前に述べたように集団で休まれればどうにもならない。自らが資格者であれば、無理を承知での対応可能である。

また営業の許可取得等についても、グレーゾーン的部分などがあり、反社会的グループなどが立ち入って来る可能性も言及した。おじさんの父の代から不動産屋などしていたので、それなりの方々との付き合いもあった。また爺さんが 土建屋だったので知らない間に 見聞はしていた。客の質・層などとクレーム発生の予測などを 四方山的(よもやまてき)に話した。

そんなこんなで参入すべき職域ではないとのことを子供には説明した。また逆に 子供から中止したと聞いた業種に 人を雇い使用する範囲がコントロールし易いので参入するべきではないかと伝えた。

グレーゾーン

おじさんの父が一時期 友人のパチンコ屋を共同経営するかとの話だったが、おじさんの姉のことを考えて休止したと聞かされた。お金儲けは何をやっても良いとは言えない。家族の事など考えないでしてはいけないと聞かされた。

子どもには 兄弟の結婚その他 影響が発生すると想定出来ることも考えないと仕事してはいけない。風俗までは行かなくても グレーゾーンに入る仕事についても 重々考えなければならないと伝えた。

そんな中 グレーゾーンの会社に出資することもあるかも知れない。他人に知られて不味いことなどあれば家族を考えての実行が求められる。この付近については会社、マネージャーなどの専任するなど抜け道的なこともあるが、近寄らないことが最も良いと思う。

社会人として、企業人として 仕事を始めたら金は置いといて仕事のやり方、会社内のルールを尊重して仕事(副業)をすることを勧めた。品よくお金を稼がないといけない。下手なうわさが聞こえれば、周囲(上司・同僚など)からは評価に疑問を打たれる。

投資・節約などこっそりやればよいことである。品の良い印象を常に心がけることが大事かと思います

協力者

今回と話していて、今回のようなことは業者からの提案を受け、営業の目安が付くと判断した場合、関係機関あるいは業種の各種学校などに足を運び実態調査と面識を得ることを優先すべきと教えた。今回は縁が無くとも、友人或いは知己を得ていれば、将来チャレンジする機会に協力を得れる。

今回聞いた事案は無用なことになるかも知れないが、自らの存在をアッピールあるいは協力者を増やす機会にすれば 次回のチャンスが広がる。

なお子供に話していないが、相談に行くべきと話した学校に、おじさんの知人がまだ講師として在籍しているかも知れない。このように人はどこかで繋がっていることがあり 怖い所でもある。それ故先ほどから「品よく」と書いている。

また 同時に一人ではどうにもならないことは多いので、結婚を含めたパートナーあるいは右腕と呼べるような人間を作ることを勧めるなどした。

ホンダの創業者本田氏を見ると 研究者的本田宗一郎が 悍馬のごとくいくら走っても、会社が企業を維持できるあるいは組織を維持できる能力のある藤沢武夫が付いていたから、ホンダは大きくなれました。会社は組織の構造とその中で泳ぐあるいは動かす才能・技術・理解がなければ無理かと思います。

投稿者

おじさん

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