背丈が2mを超える状態であった。花壇の持ち主が 支えと本体をビニールひもで巻いて固定し、かろうじて立っていた。

一応環境省指定特定外来生物で栽培禁止と抜くことを推奨される状態となっているが、そのままである。おじさんも見かけるのは、近所でここだけなので深くは考えていない。確か80歳ぐらいのばあ様なので 伝え方を考えないといけないので、言えないままである。

近日咲く花を見ていると 外来種が多い。

あれこれ

オオハンゴンソウ(大反魂草、学名:Rudbeckia laciniata)は、キク科オオハンゴンソウ属の多年草。2006年2月から「外来生物法」で特定外来生物。空き地などで群生しているのをよく見かける。

北米原産。日本や中国に帰化植物として移入分布している。日本へは明治中期に観賞用として導入され、1955年には野生化した。今では北海道から沖縄県まで日本全国に定着している。

花期は7月から9月頃で、計10~14枚の花弁は黄色で細長く、やや垂れ下がっている。葉には毛が生え触るとざらつく。高さは50〜300cm。

現在では外来生物法により特定外来生物(第二次指定種)に指定されており、許可なく栽培・保管・運搬・輸入・譲渡を行うことは禁止されている。特に北日本や中部日本の高地で広く繁殖が確認されており、在来植物の生態系に影響を及ぼす恐れがある。そのため 日光国立公園戦場ヶ原、十和田八幡平国立公園、富士箱根伊豆国立公園、利尻島といった国立公園を始め、全国各地で駆除作業が行われている。

オオハンゴンソウは地下茎や埋土種子(土壌シードバンク)で繁殖することができ、単純に刈り取るだけでは根絶は難しく、スコップなどで根ごと引き抜き、抜き取った根は焼却処分する必要がある。

投稿者

おじさん

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