先程散歩中にしばしば出会う方と会った。「今日も寒いね」と定番の挨拶をした後 聞いた第一声が「今月電気代の請求が2万を超えた」「子供が帰っていたので、夫婦二人なら 台所の石油ファンヒーター1台で我慢するところ・・2階の部屋のエアコン・廊下階段の電気点けっぱなしだったせいか?電気代が凄い」と言って来た。おじさん家(ち)は電化住宅なので 油断しなくてもそのレベルには到達するので、「まあ 子供が帰ったなら仕方ないですよ」と答えた。

 「我が家でも 子供が帰ると孫が風邪ひいたらいけないと・・エアコンの設定温度が25℃になりますが、帰った途端に奥さんが20℃に落としてます」とおじさんも 貧乏生活を披露する。年寄りだけなら厚着しているので問題ないが・・孫は着こまないし 子供はマンションの感覚で生活しているので仕方がないと思っている。

 小市民に暮らしているので 針の先程のことにも 奥さんが目を光らせ活躍する。針小棒大との熟語があるのだが、針ほどの小さく細いことを、棒ほどに大きく言うという意味であり、一言で言うなら「大袈裟」である・・タイトルにするには誤解を招くと思い「重箱の隅」にするかと思い迷い 結果「針の先」とすることにした。細かいところまで気を付けていないと 年金生活では予算オーバーとなるが、また稼げばいいやと一言で済ますことが出来ないのが年金生活である。自分でもタイトルを見ながら 一歩表現できてないとは感じるが・・許されたい。

 おじさんは 毎週2日バイトして生活費などに補填しているが、これも75歳くらいまでとは思っている。このバイトでいくらか小遣いを手にすることが出来るので、家庭菜園の材料・資材を買ったり出来る。家庭菜園を趣味と考えれば・・・それなりに楽しい消費である。そして これも健康あってのことと思うので、体の維持管理に努める。

 それにしても 年金の連絡便を見ながら痛いと思うのは、介護保険と健康保険の支払いである。介護保険は死ぬまで支払い。健康保険料の支払いについては、75歳になる誕生日の前月までは必要ですが、75歳になったら支払い義務がなくなります。 その代わり、後期高齢者医療制度の保険料を支払うことになる。何時まで経っても 年金からの天引きが終わることもない。

 歳を取るにつれて医療費は増大していくと覚悟はしているが、このところの物価上昇を見ると年金が追従して行けるのか不安になる。また高額医療費委での負担が増すとの議論もされている。どっちにしろ 益々金銭的には厳しくなるが、跳ねのけて楽しく暮らしたい。しかし 楽しく暮らせる可能性が ドンドン針の先ほどに小さくなっていくのが見えて・・心配である。

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おじさん

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