隣家の売り看板が取り外され、若い方が出入りしだし・・やっと売れたようで・・恐悦至極である。おじさんが買うことも一度は考えたが、建物潰して更地とするのも、工事に金が掛かりその後の管理を考えれば大変である。そうでなくても老後資金と言うか?余裕のない生活をしているので問題外と切り捨てた。
また家庭菜園を耕し作物を収獲するのは楽しいものだが、草を抜いて管理する手間暇など苦労も大きい。除草剤を撒くと言う方も多いが・・・それでは安全な作物も取れない。そして 所有者としての責任があることを忘れてはいけない。極端に言えば 山を持てば不用木の伐採・管理そして土砂崩れ防止など単純には挙げられないことがドンドン発生する。
おじさんは宅建免許も持っているが、営業などは会社を畳んだ時点で辞めた。再度営業するにも 高齢による些細な間違いを起こして トラブル発生を考えれば二の足を踏む。消費者保護の時代・・賃貸のみの不動産営業の出来ない田舎では、責任など事が大きくなり易く危険である。
土地など不動産を持つのは 維持管理と換金性(いかに短期間で譲渡換金できるか)を考えればお勧めしない。営業として 客に色々メリットを挙げたりしたが・・本音は 持った後の得失を考えると不動産所持は 最小限に留めるべきものである。「座して半畳 寝て一畳」との言葉通り、どんな金持ちでも、位が高い人でも、人ひとりが占める場所は 起きていれば半畳、寝るときは一畳あれば事足りる。 物事の限度を知るべきであり、必要以上のものなどを望むのは間違っている。
隣家は荒れるに任せていたので、ツタ・アサガオが壁から屋根に掛けて繁茂していた。一昨年の夏は 庭先・畑でいると スズメバチが飛んでくるようになり、どうしたものだろうと思っていると・・アサガオの生い茂った中に巣を見つけた。まだ初夏であり 直径20cmを超えた程度だったので、アサガオが枯れれば巣がむき出しになり環境が悪化するので・・どこかに行ってくれるだろうとアサガオの根元を見つけて、庭木用の枝切りバサミで断ち切った。直径が3cm近い琉球アサガオの幹で、そんなのが3本程あったのと、壁と外壁の間で往復するようなものもあったので、どう繋がっているのか?分からず全て切った。それから 夏の陽射しにも拘わらず葉が落ちるのに3週間。全体が枯れるには1月半以上かかったが・・巣に直射日光が当たるようになると、スズメバチは無事転居してくれた。
これから迷惑を被る恐れが出てくれば、持ち主に申し出ることが出来る。おじさんも年齢が年齢となって来たのでなるべく高い所は遠慮したいので・・買われたのが 若い方のようなので実に望ましい。どんな用途に使うのかも分からないが、居住の用途に使うにはそれなりのお金を掛けないといけないレベルである。まだまだ・・先は分からない。
取り敢えず 隣家の所有者が決まった!
昨日 隣の家の庭先で 真新しい「つるはし」と「ハンマー」を持って、コンクリートを割り・はつっている方がいた。素人さんらしい光景であり・・どうされるかは未知数である。それでも荒れるに任せることはあるまいと信じたい。