生きる指針と言うべきなのか?人はそれぞれにタイムスケジュールを持っている。しかし 愛し合いその結果 結婚あるいは子供を育てるということが出て来る。たかが 単純な事象の連続であるが、結婚するとパートナー同士のタイムスケジュール・価値観などの多くのことがぶつかり 調整せざるを得なくなる。
愛し合うことと結婚そして妊娠と言うことは直結していないが、それぞれへの考えで変わってくる。個人的なケースで話すと、おじさんは基本的に好きだから結婚したいと思うタイプである。おじさんの年齢が来れば・・子供を産んで欲しいと願っていないので、お互いに楽なこと・楽しいことが中心になる。しかし 子供が欲しい場合は親が若いことは 必須条件と思っている。夜泣きその他育児での苦闘、小学校の運動会・・若い親じゃないと体力的に務まらないことが多い。気持ちはあっても体力が無ければ務まらないことは、小学校の運動会を眺めて「親子競技」を見るとよくわかる。育児も重たくなり、赤ちゃんに体力がついての夜泣きなどは・・手に余る。付き合うには若さが必修である。
結婚は多少の反対あるいは要素があっても 本人たちの意思が固ければ、周囲は変わってくると思っている。正直 周囲が変わるまで待っていては 時間が掛かり過ぎ、自分がこうしたいと思っていたこともタイミングがずれて、煮え過ぎたラーメンのようなになってしまう。おじさんが子供の結婚に反対することをしなかった理由のひとつでもある。
実際子供を産む際 成熟した女性が理想であり、10代前半のように若すぎるあるいは高齢出産となる40歳過ぎとなれば、妊娠期間・出産に体が耐えられるか心配になる。適齢期であれば問題ない。さらに お互いが支え合いながら年取るまで・・と思えば パートナーと生まれてくる子供のことを考え、年齢あるいは経済的な折り合いをつけるのも 夫婦相互の義務であると思っている。どちらかと言えば男が譲るべき事柄とも思っている。お腹の中で胎児を育て出産することからして・・男の肉体的負担は小さい。
また最近の研究によれば、男性の40歳代以降の場合 子供に発達障害などが発生する割合が高いと言われる。女性でも見られるとのことで、パートナー同士での子作りも高齢は避けたいことである。そして男性の精子の奇形率の上昇 また女性も妊娠し難くなることから、妊娠は お互いが若くて経済的負担が大きいと思う時期でも仕方ない。経済負担は厳しい時もあるが、おじさんの歳になると「過去の過去」のように思うことが常である。のど元過ぎれば熱さを忘れると、気づくか気付かないかである。一生懸命努力してれば何とかやり過ごせる。
良く一人の時間がないとダメだとか 色々好きなことを言うのを見て来たが、やってみたら違ってたと思う事もある。おじさんも「一人の時間がないと・・」に近い性格であるが、そんなことが発生するのは 子育ての一時期での話である。子供が巣立った今では 好きにやっている。一時の事と割り切るか?我慢が出来るかと言うような話である。経験者としては・・・若者は苦労は買ってでも 苦労すべきと思っている。
一人口は食えぬが二人口は食える
昔からのフレーズであり、「ひとりぐちはくえぬが ふたりぐちはくえる」と言われる。生活費は夫婦で暮らすほうが、独身でいるときよりも余裕ができることのたとえである。独り身のときは無駄な金などを使って不経済になることが多いが、夫婦で暮らすようになると、お互いに家計を引き締めて切り盛りするから生活が楽になる。経済的には苦しくとも 好きな子と一緒に暮らす楽しさ 充実感は直ぐ分かると思う。こんな経験が無ければ・・頭でっかちに考え過ぎて変になる。
普通に夫婦で暮らすと 元が他人なので生活する際に問題も色々出て来る。正面から衝突して どうしようもないこともすぐ出て来る。言い出せばキリがない事は多い。しかし 基本は相手が好きだから・・許せ、我慢できると思っている。我慢が出来ないなら・・最初から辞めればよいと思うが・・やりもせず尻尾巻いて逃げるようで 情けないとしか思えない。パートナーを幸せにしてやると思いながらも・・失敗することも仕方ない。