現在バブルが弾けて 日本同様大変と比較して同じと言うニアンスで日本のマスコミは報道している。おじさん こんな並の考えでいる様では 大層なおバカであると思っている。

バブルの弾けた基準が違うとの認識がないといけない。基本的なと土地所有の考え方・構造・経済が違うので中国は日本以上の崩壊をすると おじいさんは思っている。

同時に株式会社などの法人設立についても、ザル法による「供託はそのうちにすれば良い」などとしている。先進国から見れば、当然のことが当然じゃないことが多すぎる。資本金額など勝手に決めることが出来る。見かけ上 途轍もない金額を資本金とすることが出来る。まさに看板だけの虚構の世界である。これでは・・実態が不安定で信用が崩壊する。

基本的に中国の不動産バブルは土地自体が国有であり、日本のような所有権を認めたものではない。日本の土地権利で言えば 地上権・地役権・借地権などの混合されたような制度でしか運営されて来ている。従って日本で言う長期・短期譲渡所得のような譲渡益に対する課税などが無かった。

バベルの塔みたいだ

従って日本では課税されて 高い税金を払えば・・と考る日本では 不動産が高騰しても 色々ブレーキを掛ける要素・仕組みがあったが、彼らはノンブレーキで突っ走った。従って膨らませるだけ膨らしている。ダメになる際は一気に日本以上になることが必定である。

同じ感性が 中国人などによる東京の高層マンション高騰に流れたと思っている。持ったら持ったで、譲渡課税・固定資産税などがやってくるのが判っているのか?疑問である。

同時に中国の企業の巨大化、乱立などを見ていると、企業を育てるのも 税金取らずに野放してれば良いようにも思う。日本などは税金の取り過ぎであるとも思うが、現在の高いレベルのインフラ・サービスの維持を考えると仕方ないとも思う。先ほど書いた通り 中国では企業設立から制度不備が内在する出鱈目さがある。

日本 つまり代表的資本主義経済では個人に対して所得(源泉徴収・譲渡益・贈与)などについて細かいところまで、国家が国の運営資金として税金を取る。確定申告でこんな細かいところまで徴収するかと日本人は普段生活しながら思い、どう節税するかに考えを巡らす。サラリーマンであれば給与の源泉徴収から逃れることも出来ず、知らぬ間に社会保険もガッチリと取られていく。社会制度などを十分に知らないと・・正直者が馬鹿を見る。

バブルを膨らませる際 譲渡益を取られるから、住宅取得・住み替えなどのチャンスを考えて、不動産を動かす。従って動かす回数は日本では少なくなるが、中国では・・制度が未熟なので自由に動かせる。そんな状況が壊れたようで・・・これから 先進国から中国に投資したお金持ちが、どこまでやっていたのかが明らかになるであろう。資本の引き上げなど不可なのが共産主義国家。年明けからが面白いと思っている。勿論 貧乏人のやっかみもあってのことで・・当たり前かな?

中国では基本的に税制が未発達なので、国家・地方政府に徴収すべき税金がほとんどないので、地方政府に金が無く 公務員への給料不払いなどが発生していると報道されている。極端な話 国家の暴力装置である軍・警察を御することが出来ない状態に直面するので、地方債・国債を発行して対応して来るようだが・・基本制度設計がまともじゃないので、先は見えてくる。武器を持った軍人などは 共産党員であっても 突然のクーデタなどを起こしかねない。全人代での軍人の更迭・・なんかあったの?との疑問も湧いている。

法的制度・社会が大きく異なるので、これから中国は後出しじゃんけんの如く税制などの制度を出してくると思われる。例えば企業に課税する場合も 国営企業と民間企業があり課税の仕方も変わるだろう。またロシアのように国営企業を変えた後に利権を巡る暗闘が起き、オルガヒのごとき財閥集団が経済を牛耳る難しさもある。

中央政府・地方政府は税金からの歳入枠がないので、一時的に債券発行して税収同様とするのだろうが・・どんな影響を及ぼすかと結果に関心を持って見ている。

日本ではお馬鹿なことに単純に金利を上げてバブルに対処した。物価上昇に金利で対応するのは理解できるが、不動産などに流れ込む資金を減らす総量規制の方法としては間違っていたと思う。何か別の方法はなかったのかと考えてしまう。底流には銀行以外の住専と呼ばれた住宅専門貸付会社などを銀行・農協が立ち上げて・・融資する別ルートを作るなどの無茶もあった。

金利を上げて一気に景気が冷めていった光景はあまり良いものではない。日本のマスコミはこれで満足したようであったが・・おじさんは 下策と思っている。日本が税制で対処していたが、中国ではこれと言ってはされてないようである。過去に中国は日本のようにはならないと言っていたが・・何を見て来たのだろうか? 映画の中の世界同様でしかないのかもしれない。

庶民は引きずられて・・景気の先行きは暗くなってしまうのは 確実である。過去に立ち止まり、対策としての社会設計・改革をしてれば良かったが・・しなかったのは中国政府である。自己責任とするのは酷だが仕方ないとしか言いようがない。しかし庶民には罪はない。

北と東の隣国に研究ネタがあったろうに・・中国あんたが悪い!習近平は状況音痴・ダメトップと思っている。未だに唱えたスローガン「製造強国」を見ると、国際的な役割つまり自分の立場が分かっていない。まさに「裸の王様ごとき 習近平・中国」と思われる。

教育

これから 中国が国家としてやろうとしているのが、国民の洗脳教育・監視社会である。社会制度の根幹をキッチリ作って来なかったので、相互監視と教育による洗脳しか国民を納得させ抑える方法がない。都合の悪い情報を遮断して中国にとって良い情報を作り上げる。不都合な情報を発信するとして外国人など取り締まるなど、スパイ防止法などで 昔風に言えば恐怖政治に進んでいるようである。「チャイナ アズ ナンバーワン」での統一である。それでも 庶民も馬鹿ではないので、コッソリ舌を出してる奴は多いと思う。

基本的に貧しい農民戸籍階層を残したままで多少の経済対策などしても・・彼らが言う「階級闘争」ネタを提供するだけである。そんな中国の自己矛盾に気付いていない中国の為政者と国民そして 指摘しない日本などの評論家・・壮大な社会実験が繰り返されるとおじさんは思っています。共同富裕など絵に描いた餅です。

先日から中国人お断り店舗で YouTubeで警官を呼び 騒いでいる中国人がいた。日本と言う自由な情報のある中で ある種の固定された考えを主張する。選択の自由がお互いあることが見えていない。差別の認識の違いがあり、はた目に見てもお目出度い光景であった。だが 中国国民が気付くまで そんなことが収まらないのが現実と考えれば・・はた迷惑な話である。

日中戦争での犠牲者は 毛沢東の大躍進・紅衛兵による犠牲者より遥かに少ない。中国人民 は教えられたままに・・プライドを持って 生きていくようである。

何とかにつける 薬はない!

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です