知人のお宅に伺う際 ショートカットした道すがら発見! 以前 名前を調べたが ごちゃごちゃしていたので、嫌になって中止したことを思い出し、写真を撮り持ち帰り 再チャレンジした。

形からはツユクサ系統で間違いないが 「あれこれ」に書いたように 分類が変わったので「うやむや」にして放置していた。

地上部全体が濃紫に染まった草姿が美しいリーフプランツであり、管理も適当そうで。

一鉢 庭先に置いておくのも良いかと思う。

あれこれ

ムラサキゴテンは、メキシコ東部の沿岸地域に分布するツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑性多年草です。

メキシコ固有の植物で、自生地ではあまり栽培されることはありませんが、美しい葉色を持つことから観賞用として様々な地域で栽培されています。

ムラサキゴテンは現在ムラサキツユクサ属に分類されていますが、以前はセトクレアセア属に分類されていたため「セトクレアセア」の名前で呼ばれることもあります。

日本へは1955年に渡来して、現在栽培されるのは、パープルハートの名前で流通することもある園芸品種(Tradescantia pallida ‘Purple Heart’)で、原種は現在 流通していないようです。

ムラサキゴテンの花期は7月~10月。花期になると、分枝した茎の頂部の葉の付け根に、花径2㎝程度のピンク色の花を咲かせます。

花は3枚の花弁を持ち、中央には黄色い葯が目立つ雄しべが6本あり、雄しべの花糸には細かい毛が密生しています。

花は昼には萎んでしまう一日花ですが、最盛期の夏場には毎日数輪の花を咲かせます。

耐暑性が高く強健な性質で、育てやすい植物です。

耐寒性はあまり高くなく、冬越しには-1℃以上の気温が必要になります。

霜に当たると枯れてしまいますが、根が生きていれば春に再び芽吹きます。

投稿者

おじさん

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