先日車を購入した際 残金をカードで支払いを済ませた。支払いは1か月後であるが・・請求金額の連絡があるとともに、回数払いそしてリボ払いの案内が何度も来た。

回数払いは2回あるいはボーナス払いとすれば金利は付かないようで・・心に迷いが生じた。

やはり「男はヤッパリ1回払い」と思っているので・・ない袖を振り、この月末に支払いを終えた。決済金額がカードの限度額に数万円と迫ったため、ネットで買い物をしようとしたら限度額を超えたので、カゴに入れたままでおいていた。そうしたら買うべきか否かは再検討だなと言う結論に達してしまった。別のカードを使わなくて正解だった。人間手を止めると言うか?しばし考えることは大切である。

なお 自動車の残金をリボ払いとする考えはなかった。リボ払いで支払う金が少なければ利息金のみとなり、永遠に支払っても元金が減ることはあまりない。リボ払いにて物を素早く手にすることが出来るが、ローン会社の奴隷として働かされそうで、恐怖感さえある。

どうローンを組むか考えないといけない。借り過ぎは・・必ずしっぺ返しがあります。

金利

デメリットの一番は金利。カード金利が15~18%と非常に高く、ほとんど消費者金融と変わらない水準の金利になっている。

仮にリボ払いで50万円の利用残高がある状態で月1万円ずつ返済すると、無利子だと50万円で済むところが年約16万円の手数料が追加でかかってしまいます。元金が減らないのだから手数料だけ払っていることになり・・「ちょっとくらい」という気持ちで決済していると、手数料は膨れ上がる一方。そして限界に到達して・・限度額に到達して・・はいそれまでよ!

銀行さんは住宅・自動車など高額借入時は取引状態をチェックしてくれるので・・はいそれまでよ!となった方には お金も貸しません。

返済しながらでも手数料はかかり続けるので、もしリボ払いをされているのであば1日でも早い返済をしましょう。

経済成長

おじさんの感覚的に思うことなのだけれど・・経済成長するには日本全体が借金を平気にならないと出来ないように思う。おじさんが子供の頃は全体が貧しかったが、借金をして家を建てて土地を買ったら、見る見るうちに値段が高騰し、借金などは実質減ってしまったというのが見ていた状況である。おじさんが子供の頃 父から昔坪1000円で買った田んぼが5年で1万円になった。あの時した借金して苦しんだが、今は余裕をもって返せる。不動産の高騰とインフレのおかげなどと言っていた。

おじさんが大学に入った時も同じである。おじさんの授業料は入学時点と同じ4万円弱であったが、後輩たちは10万円をはるかに超えていた。インフレにより 借金が実質減る状況が無ければ、人々は挑戦的行動あるいはまとまった借金をしないと思われる。

中国・韓国などで個人の借金・負債が膨れ上がっていることを見ると・・やはり成長によるインフレそして借金との関係が思い浮かぶ。借れるだけ借りて チャレンジングにやってみるような人生である。

日本人が長らく忘れていた感覚で彼らは暮らしているように思う。ワイドショーで前澤友作氏が5年前62億円落札したバスキア作品を、オークション出品し110億円で落札されたとの記事を見た。世界のインフレ感覚が完全に日本を置いてけぼりにしていると感じる出来事である。

一方で都内で鉄骨の高層マンションを高額で購入する夫婦などがあり、価値をどこに置いているのかと思っている。現行 銀行も貸したいので、何年後かに客がどうなろうと貸してくる。借りる側の自己判断であり、銀行行員に責任はない。それが世間様である。

まだ現在の状況はインフレ傾向が出て来たが、昔のように大きく変動しないのでローンの支払いが軽く感じる状況ではない。一方で のどの渇きを覚えて水を摂ったのでは、熱中症の予防にはならないという。この辺りに似た感覚に、金を借りたり運用したりする感覚があるように思う。従って運・不運と言うのかもしれない。

トレンドからすれば人口減少があり、空き家など不動産在庫の増加などが発生しており、逆の現象は局所的にしか起きない。価格が逆転する特異なケース状況で勝負すれば、負ける確率が上がってしまう。

そんな訳で おじさんはやはり小市民で生きるタイプのようで・・納得している。

投稿者

おじさん

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