年金を支給されてから早1年半 何とか暮らさせていただいています。素直に言えば年金金額は「生活保護に毛が生えた程度」というのが実感です。サラリーマンで一流企業に勤めていた年上の方の年金金額から言えば・・・トホホな金額です。アルバイトで幾らか稼ぎ、生活補填して何とかなっています。

ですが常に思っていることなのですが、年金の死ぬまで支給されるという安心感は半端ないです。この感覚は受給者本人しか分からない感覚です。多少寿命が延びても・・死ぬまで受給できる有難さを考えれば・・貯金を取り崩す生活と比べれば「月とスッポン」と思います。

国民年金だけであり月額6万円などとの声が TVニュースで流れるなどすれば、色々意見も出てきます。でも脇で見てる感覚と年金生活者本人の感覚はズレており、脇から見ただけでは判断が出来ないと思っています。

報道機関が断片的に伝えれば、いたずらに若い世代に老後の恐怖めいた事を 教え込むような気がしています。

さて 老後生活では住居が最も焦点になるのが住居費かと思います。また急病に備えて救急車搬送される際も20分以内に搬送されることが生死を分けることと思います。逆に生死は別と考え、住み慣れた居宅で亡くなるのも 個人の選択の一つです。地方に住む場合は常に考えて置くべき住宅への心構えの一つと思います。

また買い物・通院など生活の利便性で選ぶのも選択肢です。そんなケースを多く見ていれば、若い世代に深刻ぶらなくてもいいのにと教えたくなります。対処方針を決めて生活を組み立てることが大事と思います。おじさん楽天的なのか?無いなら無いで 何とかなるものです。

住居費

最も生活で金額負担があるのは 住居と思います。田舎と都会相当費用は異なると言われます。でも 最寄り駅から自転車で20分(約4km)離れれば、いずれも家賃は安くなります。捉え方により大きく変わるものです。老後は日々通勤という事態は考えにくいので、住む場所の選び方も現役時代とは異なって良いと思います。

例えば 持ち家でもマンションと戸建てでは大違い。両方とも固定資産税は掛かるが、管理費・修繕積立金で大きな差額が出る。マンションによっては管理費・修繕積立金が家賃同等となる場合も多い。

マンションなども築年数35年を超えれば 大規模修繕が実施されることも予想しておかないといけない。耐震基準から言えばS58年以降建築であれば、大体のバスユニット・トイレなど設備機器そして耐震性は現在と大きく変わらない。マンション躯体も 鉄筋コンクリート建築が多く、鉄骨でないので多くの場合下手な現建築物より丈夫だが、外壁タイル・給水・排水などの配管などに不具合も出て来る。つまり修繕費の不足が生じ易い。70歳以上が来て再建築・大規模修繕とならないように物件選びも慎重にと思う。或いは 覚悟を決めて葬式代同様 事前に取り置きするしかない。

戸建てであれば修理が発生するのを見込んでおくだけである。管理費・修繕積立金は具体的に積み立てないが、負担するケースは一気に訪れる。DIYで乗り切ろうと努力も出来るが、歳取り過ぎれば自己管理は難しい。それなりに貯めておくか?事前に取り置きするか?死後清算するモーゲージなどを利用して老後を乗り切る算段が必要である。

賃貸の場合は設備が壊れれば、経年劣化などで賃借人の不備が無い場合 大家が当然修繕してくれる。費用も賃借人の負担はない。ところが高齢単身者の賃貸探しには苦労する。おじさんは夫婦2人になった時点で、1人になったことを考え 公的賃貸住宅へのトライをするべきと思っている。家賃のレベル・広さから言ってもトライするに値する。

持ち家・賃貸どちらと言う前にどういう老後生活をしたいとの希望に向けて、スタンスを決め調査研究すべきと思います。

水道光熱費

今のような食糧高騰・エネルギー高騰を迎えると考えていないといけないのが、水道光熱費である。水道はともかく光熱費には多くの方が悩まされていると思っている。こんなところに屋根の雪落し・暖房費など北国特有の事柄が出てくれば、費用負担は大きい。

おじさんは四国瀬戸内海沿岸なので、比較的暖房費などは安くは済んでいる。今朝などは朝一エアコンを数時間だけである。昼からは曇りながらも日差しがあるので、室温は20℃となりエアコンは停止中である。勿論外は10℃位であるが・・我慢出来ないこともない。おじさんも 先月の電気代請求書で凹まされたので、切実である。

昨夜の風呂も ばあ様から順番に連続的に入り、節約生活である。しかしWTI原油価格も75ドル前後となり 原発再稼働で、電気代も2割強で収まらないか期待している日々である。

申し添えておくが、高断熱住宅の管理と寿命を考えれば 現状多く施行される中断熱住宅がよい。従ってエアコンなどの光熱費用は住む方の心がけで大きく変わる。

食費

最後は 住居費・水道光熱費を除けば、食費だけとなる。おじさんは田舎の生活の為「家庭菜園」を有効に活用しようと、色々な野菜を露地栽培経験して成功・失敗を重ねている。昨日の夕食での野菜は全ておじさんが収穫したものであった。経験するにつれて 原価を考えればなんと贅沢な無農薬野菜と理解出来るようになった。

まだまだ発展途上中の老後初心者である。体を元気に動かして 日々健やかに・穏やかな暮らしをしたいと祈念している。その為 現在のキャッチフレーズは 料理じゃないけれど

もうあと 一工夫

投稿者

おじさん

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