今朝は一段と寒くなり、冬が近づいたことを感じて、スタジャンを出して来た。紺ベースと黒ベースを出して来たのだが、腕は皮ではないモデルである。昔は腕が皮タイプも持っていたが、実質皮の方が寒いのと 些か派手に見えるのでいつしか着なくなってしまった。2ピースは・・歳取って来てからは ちょっととなっただけである。なお スタジャンの最もトラッドのもの・オフィシャルなものは袖が皮である。

それから、ダッフルコートも出して来たが、昔 裾をカットしてもらい修正した。もとが北海の漁師が切るコートであり、トラッド的にはひざ下まであるのが定番である。

そう言えば おじさんがボタンダウンシャツなどアイビーと呼ばれたスタイルの服を着だして、50年以上になる。言い換えるとトラディショナルという言い方が良いのかもしれない。

先のスタジャンも着始めて、15年ものであるがまだまだ大丈夫である。革であれば裏地が先にやられてしまうが、そんなこともないので長く着ている。

奥さんはユニクロ・ダウンダウンと、冷え症対策がメインらしいが、おじさんはそんなことはない。ダウンジャケットの強すぎる暖かさは苦手である。どこか肌寒さを体感できる服装が好きである。

ファッション

襟幅・ネクタイ幅・ポケット開口とフラップなど多くの要素が、トラッド定型化されているのでいつまでも変わらない。変わるのは色の組合せ・生地などで変化が付く程度である。

スタイルを統一していれば、いつも服を着る時に迷いがないのが良い。色の組み合わせもあるが、取り出して適当に着ればそれなりになる服装と思う。要は服飾に頭を使ったり、手間を掛けたくないので、統一して来ただけである。従って流行り廃りには関係なく着てきた。

メーカーはジュイプレス・ブルックブラザース(日本の田舎ではマイナー)であり、ポロシャツでもそれなりの値段であるが、同じメーカーで毎年1枚くらいのペースで買い足していた。1シーズン4回程度の着用ローテーションで傷まないのと ほとんど体形が変わっていないので・・15枚程度のストックになっている。最近は・・貧乏で買えないのも加わり どうでも良くなった。

またサラリーマンを辞めてからはボタンダウンシャツを止めている。アイロンを掛けることもないので奥さんも楽そうである。これは奥さんに配慮しただけである。

現在の服装・・ネタを揃えてしまえば・・楽になる服装と思っている。

アップル創業者のジョブズは黒のTシャツにジーンズと定番に決めていたようである。理解は出来るが・・・やはりそこまで無駄を削らないと 一流になれないのだろうと思ってしまう。でも「ステイ ハングリー・ステイ フーリッシュ」は心に刻んでいる。

おじさんは小市民なので極限まで行けないが、彼と違って頭が擦り減らないので、長生きできるかも知れないと少し思っている。

閑話休題

サラリーマン時代 北海道 札幌と釧路などに仕事の担当先があった。期間は2年程であり月に5日ほどは北海道で宿泊していた。特に道東と呼ばれる釧路は、冬は雪などが凍り すぐ氷点下10℃などはざらであった。出張する時はダウンジャケットあるいはダウンの裏が付いたコートを着ていた。ところが2日もすれば、日中氷点下5℃で背広とベストだけで・・今日は暖かいですねと話していた。人間はかくも慣れるものである。

最後に近日の話となるが 先日TVで釧路ローカルフード「スパカツ」が取り上げられていた。奥さんが「?」とやっていた。おじさんはもちろん食べたことがあるので・・長崎の「トルコライスの方が 野菜なども付いて栄養バランスはいいよ!」と言っておいた。

日本縦横十文字に出張していたサラリーマンならではの老後話である。なお 沖縄と山形そして青森3県が おじさん未踏の県である。死ぬ前に行けたらとは思っている。

後記

「ステイ プア・ステイ フーリッシュ」と書いてしまいました。読み返していてアレ?と思い・・「ステイ ハングリー・ステイ フーリッシュ」が正しいので修正しました。

おじさん自身が 「ステイ プア」なのでついつい・・間違えました。

投稿者

おじさん

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