今日は朝一番から公園の除草作業を済ませたせいか？昼食後眠たくて・・眠気覚ましに 早めに散歩に出かけた。駅前公園まで行って、帰りはボチボチと歩いていた。そこに後ろからシャカシャカとした足音を立てて追いかけて来る気配、振り返ると「マスクをした張り切りオジサン」が迫っている。脇にそれどうぞと言うと、マスクを外しながら「○○ おれ」ときた。「山下か！」と言うとそこで長ーーーい立ち話が始まった。
似たような生活をしながら、年取っているようです。互いに暇を持て余らせた 天下御免のご隠居である。
大差なし
山下君は去年６月に会社退職して、年金生活に入った由。退職半年前から・・色々弄られていたような話も聞いたが・・まあそんなもんだろうと、相槌打ちながら聞き流した。
退職直後は 年金など社会保険関係の手続きをして時間が潰れたが、その後は家にいても 何かと邪険に扱われるような雰囲気があるので散歩を始めたようである。朝一の山登り、昼の散歩が日課だそうである。
本日はこの先にあるスーパーまで塩飴の購入を目的に歩いて来たとのことである。早くも夏に備えるのか？！
そうかもしれない。第一におじさんなどと違い歩き方が違う。普段通りの恰好をして、たらたら歩いて涼しい所で距離を適当に稼いでいるのがおじさんである。スタイルからして 彼は背中にバッグを背負い、水をウエストポーチに差して歩いている。全く違うスタンス・スタイルである。一括りにはお互いに趣味はウオーキングとなる。山下君 子供の頃から見た目にこだわるタイプであったので「変わらない」と思った。
年金話
最近のウオーキング状態・近況を交換した後は年金の話となる。年金受給など一切を奥さんに任せて貯金通帳も預けているので、金額など一切が不明である。暇なので 連休明けに年金事務所に行こうかと思っているそうである。小遣いの少なさに一言すべきと思いながら、年金を受給状況がわからないのでどうすべきか迷っているらしい。
おじさん 先日市役所から介護保険の引き落とし額の連絡なかった？と聞いたところ、「あった」というので「それなら年金支給されっているはずだよ」と言って介護保険と年金受給について話した。年金受給していなかったら別途振込書が届く。
市役所・年金事務所はデータ共有して、その支払いを免れることは難しい。奥さんに貯金通帳見せてもらえば済むんじゃないと教えた。
話しながら お互い似たようなものであるが、おじさんは自分で管理して奥さんに渡し、彼は小遣いという形で受け取るだけである。
おじさんは 何かあった場合 非常の際の資金管理の面倒さを知っているから、おじさんが管理している。それに奥さんが黙って好きに使っていたのを知ったからである。おじさんが会社を辞めた途端に発覚して、当てにしていた資金がなくて、「どうしよう」と迷った経験からである。
夫婦でキッチリ目的と用途を決めて お金は管理すべきことであり、任せているからで通じる話でもないと思う。彼の話ぶりから 些か奥さんに疑念を生じたのではないか？あるいはタバコを吸うので小遣いアップ狙い？と推察はしている。夫婦は一応共同経営会社の役員同士であると考え、運営することが望ましい。
その後は「ジャー」と言いながら別れた。コロナで同総会開催も今しばらくダメなようで・・その際はよろしくと どさくさ紛れに幹事をお願いした。