スマホデビューをしたものの呼び出しが鳴るたびあたふたしている。1週間かけて何とかアドレス帳から電話をするところまで来た。最初 タップ操作が出来ないので押したままになり指が自然なスライドすれば、あちゃ~となる。そして混乱し 元に戻せなくなり・・・後は沸騰・ドツボという状態になるようである。

横で見ていたら、触ってないつもりだが画面に手のひらの一部、指が触っているようである。画面カバーのないタイプのケースの方が手持ちの場合は良かったかと思った。しかし ばあ様の欲したタイプであり、多くの方が使われているタイプなので、今更変えるのもと思う。

タップ

ばあ様に押しただけでは 画面内の表示スイッチが入らないことを何度も説明する。

只の画面に絵を出して、そこに触れたか触れないかを感知している。指が当たった場合 体とガラス面の静電気差・圧力差を感じてスイッチが入る。普通のスイッチみたいに押し続けても、スイッチが入ったままとはならないで、静電気・圧力の変化が無くなりスイッチが入らない。

再度そこから動かすと変化があるので動作する。だからスイッチを入れるには「ポン・パ」としないといけないと タップすることを説明し、何度も繰り返した結果 何とか出来るようになるが、時間が経つとまた元に戻る。

半ば出来て来たのだが、一寸した瞬間にもどかしさが見える。言い過ぎると老人性の駄々(だだ)が出て来るので・・まあ何時もの通りボチボチとなる。

最も多いのは 自分が意識しないで触れていることに気付かないことのようだ。スマホ本体を保持するときにガラス表面に触っても 意識が無いので仕方なし。ゆっくりゆっくりである。

写真

老健施設でもヘルパーさんに教えを問う方がいるらしく、それを見ていたのか?勝手に写真を撮って見ることが出来ているようである。一枚目は床を取っていた。

もう少し花とか人物とかもあるだろうと話すが・・・馬の耳に念仏。

昨日はひ孫が来ていたが、その写真を撮ろうと ばあ様がスマホを持って来た。これはよしよしと思い、子供がばあ様に撮り方を教えるのを横で見ていた。上手く取れていたようである。子どもはライブモードで取っているなどと言っていたが、その気力が良いと思う。撮れてりゃ良しである。

なお 自分の顔でも自撮りしてお気に入り写真を遺してくれたら、遺影に使って上げるとまで言えば・・気を悪くするか?と思い言わない。

繰り返し

操作方法を繰り返しお教えるしかないと思っている。基本的な電話の操作は覚えておいてもらわないと簡略的操作に困った時に、対処が出来ない。例えば画面が見にくいと操作しようとしても複数指の使用などが必要となることを想像すれば仕方がない。先ずは基本のところを繰り返し、覚えて頂くしかないと考えている。

先日もデイケアサービスを受けた日も夕食時、みかんを持って来て配る方が数人おられたの事であった。施設は食中毒の予防上 利用者の食品持ち込みと配布を禁じている様であるが・・・有名無実のルールとなり、本日も再度の周知があったそうである。年寄りは・・・と言いながらばあ様「私は守っている」とのことである。その後「年寄りはスグ忘れるから仕方がない」と言いっていたので、おじさんも 付き合うしかない。

我が母ながら 面倒と思いつつ、ゆっくりでも使えれば良いと思っている。

投稿者

おじさん

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