我が家で 胡蝶蘭 同様なぜか枯れそうで枯れないで、長持ちしている花がカトレアである。
カトレアは 洋ランの女王とも言われる代表的なランである。
おじさん達の世代の上に舟木一夫という歌手(高校3年生という曲で有名かも)の唄が頭の中に流れる。「カトレアのように派手な人 スズランのように愛らしく・・」子供ながらカトレアとはいかなる花かと?面識もないのに温室でランを趣味で育てているおじさんを訪ねた思い出がある。
子供の頃から疑問を持つとほっとけない性格であったことを、改めて気付いた。
あれこれにも書いたが 根が着生植物の為 しぶとく生き貫けるらしい。
あれこれ
カトレヤ(カトレアとも。Cattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。
非常に大輪で派手な花であり、言わば洋ランの代名詞として扱われ、現在では多くの交配種があり、栽培されている。切り花としては華麗さと高級感を演出する。名前はこの属の最初の収集者で最初に栽培で花を咲かせたWilliam Cattleyにちなみ、属の名前として献名されたものである。
カトレヤは着生植物であり、匍匐茎の節から出る白くて太いうどん状の根で樹皮に張り付くようにして生活する。根の表面は白いスポンジ状の死細胞からなる組織で覆われ、雨水や着生した樹木の樹皮を伝って落ちてきた水をすばやく吸収し、その後でゆっくりと内側の生きた組織で吸収する。根の生きた組織は葉緑体を持ち、光合成の能力を持つ。そのため、表面のスポンジ状の組織が水を吸って光の乱反射が起こらなくなると生きた組織が透けて見え、根全体が緑色に見える。
偽球茎には多量の水分や栄養分が蓄えられ、間欠的にしか水が得られない樹上の環境に耐えられるようになっている。偽球茎と葉は何年間もの寿命を持ち、株全体で常に数本の偽球茎を持っており、古い偽球茎では葉が枯れて落ちてもなお余命を保ち、水分と栄養分の貯蔵器官として機能している。