現在 ニュースで中国河南省の洪水についての報道が流れる。標高差がなく平らなところであり、普段の降水量も少ないので 排水能力も日本とけた違いに小さいと思われる。

特に驚いたのが地下鉄車内の状況である。乗客が腰まで浸かりながら動かない状況の写真であった。日本ではほとんどの子供が命を守るための目的もあり、水泳も授業で教えられ、大半の大人は泳ぐか浮く程度のことはこなす。多分泳げない以上は救助を待つしかないと判断してのことと思う。

それにしても膨大な外債を抱えながら、甚大な被害を受けて どう国を運営していくのか・・・コロナ直後だけに心配なことだと思います。一帯一路 何処の国が参加し、去っていくのか、周囲を威圧しながら ドラえもんのジャイアンの如き行動を見ているだけに・・・甚だ不謹慎であるがそう思ってしまった。

まだまだ集中豪雨がある季節である。日本もコロナ禍の避難もあり、注意したい事柄です。

500年に一度

今回の豪雨は500年あるいは1000年に一度と地方・中国政府はコメントしているらしい。昨年の三峡ダムの記事からすれば到底信じることは出来ない。また しばらく前からの世界各国での異常気象を見ていると、そんな言葉で済まない気がする。

先週はドイツの洪水が100名以上の死亡との報道もある。ヨーロッパ、アメリカでも異常事態が続き過ぎている。当然日本もここ数年を見れば集中豪雨の被害が大きい。

以上のことを勘案していくと 10年に一度と言うようになるかも知れません。

中国などはこれからが大変かと思います。日本と違い国土に勾配が無い、地盤は細かい黄土と粘土質のため、長期にわたり水が退かず、夏の暑さから感染症あるいは風土病の発生が見込めます。水道その他の水もポンプが水に漬かり、生活インフラの復活はいつになることかと思えます。

先の長江から今回は黄河 広いので経済的痛手が大きいと思います。

道路冠水時の車両走行

他山の石というか緊急時に備えて道路冠水時の注意点を確認しておきたい。

車が問題なく走行出来るのは、タイヤのセンターが水面から出ている時である。これ以上の水位の場合は神様に祈ることが必要となる。走行している内にそんな状態となった時は運に任せるしかない。

なお走行する場合は窓を開け、もしかを考え緊急脱出に供える。走行スピードはそれなりで良い。水深があって ボンネット上に水が上がってくる場合は、速度を下げ、エンジン吸気側に水が入らない様に注意する。

車を動かす際は 事前に車の廻りの水深状態を確認してエンジンスタートすること。

車の制御用コンピューターなどは殆んどシート座面より下にあるので、ドアを開けた際水が浸入するような場合は、既に床の排水ドレンから水が浸入して、エンジンスタートも出来ない場合もある。

またエンジン吸気側から水を吸い込めば水撃でエンジンは壊れる。水がひいた後 安易にエンジンスタートして、吸気側に水溜まりがあり エンジンを壊すこともある。

走行中はブレーキに水が絡むので、効きは落ちる。一度体感すれば対応に迷うことは無い。

大体以上が注意点であり、チェック後は周囲に配慮しながら エンジンスタートして慎重に走行することである。こりゃダメだと思った時、勇気を持って進むのも引くのも あなたの性格となる。

おじさんも何度か洪水と高潮を体験しての話である。書いたことに一切の責任は取らないが、幸運を祈る!

なお 浸水車で高潮にあったものは多少修理してもどうにもならない。配線接続に塩分が入って・・・多少水洗いしても、日数が経ってから泣きます。自身名義の車あるいはローン残がある場合 適当に乗り潰すのがベストです。中古車購入時は ご注意あれ!中間に悪徳業者はいないとも限りません。

投稿者

おじさん

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