昔ながらのネットフェンスの間からしっかり顔を出している。明るいオレンジ色の花はどこでも見掛ける。 八重の花は豪華で、いかにも日本の夏にマッチしているような印象があるが、実際は中国原産のユリ科の植物である。

ヤブカンゾウの花は切り取って花瓶に飾っておいても、翌日には萎んでしまうので、切り花には向かない。また日本のヤブカンゾウは、三倍体のため結実しないので、根茎や球根の移植で繁殖する。従ってこんな所と思っても 多くは人が植えたものである。

生薬名は「萱草根(かんぞうこん)」といい 紡錘状に連なった根は、生薬「萱草根(かんぞうこん)」で、漢方では利尿、涼血、消炎、止血薬として、膀胱炎や不眠症に用いられる。

開花直前の花蕾を乾燥したものが「金針菜(きんしんさい)」で、消炎、止血薬として血尿、痔などに用いられる。

あれこれ

ヤブカンゾウ(藪萱草)は、ユリ科ワスレグサ属の植物である。学名 : Hemerocallis fulva var. kwanso 原産は中国であるが、日本では本州以南の野原や薮などに群生する。

 7〜8月に、茎頂にユリに似た八重咲きで橙赤色の花を開く。

先日よりシンプルな花のノカンゾウを紹介したのでそちらもあれこれ(ガイド)を参照いただければ有難い。おじさん適当な性格なので 手を抜いてます。