「韓国は嫌い」と言っている余裕は日本にはないとの AERA記事を読んで、こりゃだめだと思った。個人を特定して書くことにお行儀が悪いと思えるが仕方ない。
執筆者の 古賀茂明氏 元経済産業省の官僚でありおじさんと年齢も確か一緒である。現在「韓国は嫌い」と言われている本質を押さえていない 只の上滑り発言の主である。こんな感性・分析能力の人間が「エライ人」であったことに失笑せざるをえない。
韓国
日本および日本人の多くは韓国のルール違反をとがめているのであり、嫌いとは言っていない。過去に韓国を併合していたとの感性からか?共産国家との接点に位置することか? 韓国を対等な国としての処遇をしてこなかった。その都度 日本・アメリカなどが調整し譲歩あるいは許容などをしてきた。
そのため万事許されると思ったのか 韓国の勝手なルール違反な行動が目立つようになってきた。徴用工・慰安婦裁判において三権分立など、国家間と国内のルールを無視した行動を取るようになった。国家間で条約が結ばれれば国内法との齟齬がない様に、法令を定め自国民を保護するあるいは賠償を行うなどが国家の役目である。
条約を結んだにもかかわらず、国民を保護などの義務を放棄し 国内法の調整をしないなど 国家間で信用を壊すことを平気でする。韓国自らが国内法の整備などをするまで相手に出来ない。多少の経済的不利益があっても、キッチリとしないといけない。両国が子や孫の代まで持ち越すことは許されないと腹を決めてかかる問題である。韓国司法も気の毒である。法に定めが無ければ 人間の普遍的などとトンデモナイ展開をするしかなくなる。それでも普遍性を言えるのは国内だけとのタガも外れてる。
真の友好を双方が手に入れるためには韓国が変わるようにするしかない。韓国がノーサイドの笛をキッチリ吹くことを望んでいる。ソロソロ 大人国家になれよとのことである。
記事の中で 只の裁判所の司法判断をシグナルとすると書いているが、議論が出来る時代はとっくに過ぎている。過去からの繰り返しが行なわれるだけである。キッチリとしたことを韓国がやるまで回答するまで放置しかない。
日本は韓国に キッチリ大人の対応をすることを求めているだけである。
中国
香港をイギリスとの約束を守らず、自らの力が強大となれば崩せるという帝国主義時代の意識で生きている。現状なし崩しに進めているが反発は多い。2国間にて合意したことを期限を守らず廃棄する。お互いを信頼する原則と言っていい様なことを守らないのと同様である。
韓国と同様である。感覚自体がグローバル化していないのと同様である。法治と言う言葉で表されるが彼らは 諸子百家の「法家」の延長に考えている節がある。力があれば法律により国民を国がコントロール出来るという一方向のみと思っているのではないか?と思う。近代の法治は逆に国も法律により縛られる。国も国民の自由な行動あるいは法で守られる権利を保障しなければならない。
日本人は立憲君主制と戦後の新憲法などで、法治の基礎的なことを学校と社会で体感する。それ故 「法治」の原則的な姿を理解しているのでおかしいことにならないと思っている。
されど 中国は共産党による一党支配のままである。人民が開明化されて 弾圧された姿は天安門広場にて目撃した。昨今も香港の民主主義の崩壊を見ていれば 無条件で感じることができる。
中韓の発表される内容を見ていると 主語を日本から自国に変えればと思うことも多い。どんな感性でことを見ているのか不思議になる。おじさん昔 刑務所での罪の反省が進むと、自己の愚かしさも反省に加わってくるとの記事を読んだことがある。いつが来たらそうなるのか?半ばは諦めている。直接被害を受けた可能性のある世代ではなく、孫が騒ぎ立てるのだから いい加減にしろと思う。
マスコミ
AERA記事のように勘違いしたマスコミの罪は大きいと思いだした。韓国国内のマスコミが日本政府の方針あるいは日本国民の大半が思っていることをきちんと伝えてないような記事も散見する。韓国記者で日本駐在のものからして 変な記事を書いているので・・・バカは死ななきゃわからない・・・の一節で止まる。
書けば韓国国内で叩かれるのか?政府に叩かれるのか?まあ捨て置くしかない。おじさんの読んだAERA記事も同じである。日本でこんな迷論が堂々と報道されるのだから、マスコミなんぞは半端者の意見が多いと感じるのも当然である。
おじさん子供の頃 広沢虎造 森の石松のレコードを爺さんが聴きながら「バカは死ななきゃ♪ なおらない♪」と謳っていたが、今は植木等 の方が正解だと思っている。