家の周辺で増えた花の一つである。ひまわりを小ぶりにしたような単色花から中心が赤黒くなるような花もある。どれを写真の代表とするか迷う花である。図鑑を見ていると後者の中心が赤黒くなった物がメインと解かる。
特定外来生物に指定されているところを知ると、「さもありなん」と思ってしまう。刈るべきか刈らないでおくか? ばあ様が悩むところであるが、多分 刈らないとおじさんには判る。
あれこれ
ルドベキア オオハンゴンソウ属(学名: Rudbeckia)は、キク科であり、学名よりルドベキア属、ルドベキアとも呼ばれる。原産は北アメリカ大陸。
開花時期は夏~秋。 北米に15種ほどの自生種があり、ほとんどが多年草である。学名はカール・フォン・リンネにより、彼のウプサラ大学での師であるオロフ・ルドベック(Olof Rudbeck the Younger)にちなんで命名された。また、黒い瞳のスーザン(black-eyed-susan)という愛称で呼ばれることもある。
根生葉(ロゼット)には柄があり、へら形で長い。草丈は1〜1.5mくらいになり、花は大きいものでは直径20cm以上になる。一重咲きの他に、見事な八重咲きもある。多年草で非常に繁殖力旺盛な草花であるため、中部山岳地帯や北関東以北を中心に帰化し、今や邪魔者になっているところもある。特にオオハンゴンソウは特定外来生物に指定されている。
なお オオハンゴンソウ Rudbeckia laciniata は明治中期に観賞用に導入され、日本に自生するハンゴンソウ Senecio cannabifolius に葉の様子が似ていて、背丈が大きいことから命名された。